ジャニー喜多川社長が語る「ショー・マスト・ゴー・オン」
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0106/san_130106_4548444494.html
昨年、「最も多く(35組)のチャート1位獲得アーティストを生んだ」として、3つ目のギネス世界記録認定を受けた、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(81)。そのギネス認定記念として、昨年11月から帝劇(東京・丸の内)で上演中の「ジャニーズ・ワールド」(喜多川作・構成・演出)が3カ月目に入った。6日までは滝沢秀明(30)が特別出演する“お年玉”もある。
「極力、日本のいいところを入れ、日本のショービジネスをやりたかった」
アメリカ生まれで、メディアに姿を見せないことで知られる伝説的人物。今までの集大成ともいえる今舞台では、「Hey! Say! JUMP」ら3グループを中心に、総勢180人が出演する豪華さだ。綱渡りや舞台からあふれる滝、3千枚の衣装…と、目まぐるしく変化する仕掛けに目を奪われるが、「和」の要素も色濃い。1幕では12カ月を、歳時記のような季節感を盛り込んだ12のショーで表現。アイドルが和楽器を演奏する場面も目をひく。
その思いを「日本人に、自分の文化に目を向けてほしいから」と話す。10代から米ラスベガスのショーに憧れ、昭和37年に男性グループ「ジャニーズ」を世に送り出して以来、「まねではなく、自分のカラーで」と、独自性を大切にし続けてきた。その日本ならではの舞台が現在も支持され続けている。
今舞台では開幕早々、親交の深かった女優、森光子さんの訃報に接した。すると追悼コーナーを設け、森さん最後の舞台姿を流し、出演者に思い出を語らせるなど、構成も柔軟だ。
劇中、喜多川社長の分身のようなプロデューサーが登場し、「ショー・マスト・ゴー・オン(幕を下ろすな)」と繰り返す。「歌舞伎にせよ文楽にせよ、親が死んでも舞台に出る。『ショー・マスト~』は、日本が生んだ素晴らしい精神」
今舞台では毎公演、国際席も設けた。海外の目も意識しながら「日本のショービジネスは素晴らしい。日本で認められたものを海外へ進出させるべきだ」と自信を持って言い切った。
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