福富ストラット

「記者ときどき農夫」。広島の山里で子ども向け体験農園づくりにいそしむ、アラフォー新聞記者のブログ。

カイロデビューは山里で

2020-02-03 08:43:13 | 日記
 人生初のカイロプラクティックの施術を受けた。
 アラフォー隊員が活動する東広島市福富町にあるカイロプラクティック&ビューティーサロン「癒☆時空(いやしたいむ)」の体験コース(約60分、3000円)。リノベーション中の古民家の2階で、昨年12月2日に先行オープンしたお店だ。

 隊員は猫背歴25年、O脚ひとすじ約40年のおっさん体型。その割に、アラフォーに突入しても体の凝りとは無縁だった。職場では、日がなパソコンと向き合い「肩が上がらん~」「もう整形外科行ってきたわ~」とぼやく先輩たちに、「四十肩。いや、年齢超えて五十肩っすね。なんなら対策、取材してきましょうか?」と憎まれ口をたたいていた。

 しかし、2年ほど前から隊員もついに肩回りに異変を感じだした。肩甲骨の周辺が痛いほど凝る。肩が以前と比べてまっすぐ上がらない。ぐるりと回せない。アラフォー隊員として山里に乗り込んでからも、大きな改善は見られないでいた。
 そんな折、古民家リノベを手がけている同僚アラサー隊員から「体験を予約してたけど、行けなくなった」と急きょ代打を打診され、「こりゃ、思し召し」と嬉々として突撃した。人生、じたばたせずとも、チャンスは寝て待ってれば訪れるのだ。

 店主は福富町出身でカイロプラクター歴9年の女性。DIYリノベの温もりが漂う空間で、マッサージも整体も受けたことのない隊員は「まな板の上のオッサン」となり、生まれて初めて他人に身をゆだねた。「『変なくせ』がついて固まっている」という筋肉や関節を、うつぶせのまま次々とほぐされ、心地よく眠りに落ちかける。口元に敷いたタオルにだらしなくよだれが。。。
 しかし、隊員がもっともコーフンしたのは、わが体のあちこちのゆがみが露わにされたことだ。人間性のゆがみ、ひねくれを指摘されるのは慣れているが、体のゆがみを物証付きで突きつけられのは初めてのこと。
 隊員の場合、首や肩の周りの骨や筋肉が特にひねくれもののようだ。頭は前かがみになり、右肩が下がっているのがよくわかる。「おおっ、そうなのか! がんばれオレの体!」となぜかうれしくなった。「43年かけてゆがんだ体」を元に戻すべく、カイロ続けてみよう。
 女性曰く、O脚も多少は改善するらしい。サッカー部時代は「O脚はボールを取られにくいんじゃ」と往年の名選手リトバルスキーの受け売りで強がっていたが、いまや「脚がまっすぐになると背も伸びるかな」と淡い期待を寄せている。

 関西暮らしが長かったという女性の軽快トークにつられ、隊員も、部活での椎間板ヘルニア危機、チンピラにからまれての右肩脱臼、駅伝トレーニング中のぎっくり腰…とわが体のヘタレ履歴とともにしゃべくった。暖冬の山里で、心身ともにリフレッシュさせてもらった。

 癒☆時空(いやしたいむ) 
 https://ameblo.jp/iyashitime1002/

 ※お店が入る古民家「ぷらっとハウス」は現在、リノベを手がけるアラサー同僚隊員がクラウドファンディングに挑み、熱烈に支援を募っています!
 https://readyfor.jp/projects/fukutomiplathouse?fbclid=IwAR2DTlExm5BoTW_v4L6QxLhMs2HaWZzCibY9_MlLqJSt6TXqOeXwBUCDN4M


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