福富ストラット

「記者ときどき農夫」。広島の山里で子ども向け体験農園づくりにいそしむ、アラフォー新聞記者のブログ。

新タマざんまい

2021-06-07 06:36:56 | 日記

 「このタマネギ、今週末が取り頃よ」
 隣の農家のおばば👵の助言を受けて、先日急きょ、タマネギ収穫体験会@コミュニティー農園mikkeを開いた🧅。

 とはいえ、このご時世😷。
 昨冬にタマネギ苗を植えてくれた人たちなどへのお知らせにとどめ、数組で「のんびり野良仕事」の趣で時を過ごした⛺。

 初めて植えたタマネギの出来は、質も量も上々だった😄。
 子どもの力では抜けないほどの大物もちらほら。
「一族郎党、お隣さんへのおすそ分けも、気の済むまで持って帰ってくださ~い📣」
 呼び掛けると、大人も子どもも、素直に気の済むまで大きなビニール袋にどしどし詰め込んでいた。
 やはり豊作は気分がいい✨。
 それでも、今後のイベント用ストックもまだまだたっぷり残った。

 気の済んだ人たちは、サツマイモ苗の植え付けへ。マルチを張り、安納芋を植え付けた🥔。秋には焼きイモになって帰ってこいよぉ🎻

 子どもたちの一番人気は、隣で実っていたイチゴ🍓。
 うまそうにバクバクほおばる姿を見て、来季の増産をもくろんだアラフィフ農夫であった👨‍🌾。

 ブレイクタイムには、目の前にある「福富物産しゃくなげ館」の美味いわらび餅を、道ばたに散らばって賞味。
 館のみなさんから、かしわ餅やおはぎなどもお土産にいただいた。ほんとうれしい。
 さらに拠点のわが家に移って、ニンニク収穫🧄&田んぼの草取り。まぁ、実質はただの泥遊び&オタマジャクシ取りだったが😆。

 梅雨の合間の、心地よい一日。
「じゃ、いま取った野菜でBBQしまーす!🍖🌽」
 …なんて、気兼ねなく思いきり青空を満喫できる日が、早く来んかなぁ。
 みなさん、おつかれさまでした🍵。


スティーブ・ジョブズ女史、畑に現る

2021-06-06 21:30:56 | 日記

朝5時にはもう、外が明るい初夏。
6時のサイレンを聞いて、記者稼業前ののら仕事に出かける。
サツマイモの根つきを確かめ、せっせとスイカの苗を植え付けていると、そばに軽トラが止まった。
隣の田で米を作っている有機農家のおばちゃんだ。
「ここに積んである石までが、境界なはずなんよ」
いきなり、草刈りを担当する境い目のレクを受ける。
要は「もうちょっとこっちまで刈ってや」ということ(笑)
喜んで~(by庄や)

話ついでに、農園mikkeで栽培中の野菜のことをあれこれ尋ねてみる。
おばちゃんはおもむろに電気柵をまたぎ、畑を検分しながら教えてくれる。
「スイカはもう少し株間を離して。1個おきに抜いて、もう1畝作ってみれば」
「この葉はアブラムシがつき始めとるはず。裏を見てみ」
「タマネギは、葉が倒れたら取り頃。実に栄養がいかんようになるじゃろ。今週末ぐらいかね」
「イベントで収穫するん? コロナでたいへんね」
「収穫してここでBBQできたらええね」
「ジャガイモはまだ。下の葉がどんどん黄色く枯れてきたらええよ」
「花が白いのは男爵じゃろうね。紫はメークインかな」

スティーブジョブズ並みに、歩き回りながら身ぶり手ぶりで次々と助言が。
「へぇ。こりゃ、授業料払わないといけんですねぇ」
「あははー。ほいじゃ、イチゴひとつもらうよ。…うん、甘い、甘い」
草、刈っときます。