大雨、長雨、コロナ、総裁選で世の中がばたつこうと、作物たちは気にしない。
秋の気配とともに、一気に農繁期がやってきた。
戦闘力ゼロのド素人農夫記者のキョーレンは、とにもかくにも、コミュニティ農園mikkeを世話する。大雨被害のかたづけと草刈り。そして、仕込み。
この夏、増産したスイカの半分は大水とカラスにやられた。が、できたスイカは「今まで生きてきた中で一番おいしいです」(岩崎恭子風)だった。
トウモロコシの残骸を片付け、ニンニクやイチゴを植え付けた。
農園mikkeを利用してくれている福祉事業所の若者たちとは、ニンジンやダイコンの種をまいた。
作業中、少し畑を離れた間に、地元「師匠」が不意にトラクターで現れ、ガガガっと耕してくれていたのには、たまげた。
若者たちはそこに急きょ、秋ジャガを植え付けた。
先週からは、師匠たちの稲刈りや籾すりに参戦。
きっぱり、にぎやかし要員に過ぎないが。
そうこうしているうちに、遅れて植えたマイ田んぼも収穫期が間近となった。
手刈りだけど、例年のような大きなイベントはできそうにない。
さて、どうしよう。