福富ストラット

「記者ときどき農夫」。広島の山里で子ども向け体験農園づくりにいそしむ、アラフォー新聞記者のブログ。

植えて植えて、豚汁

2023-05-20 11:42:52 | 日記

去る14日(日)、mikke「昔ながらの田植え体験🌾&羽釜炊飯ランチ🍙」を開いた。
朝方までの雨も止み、ひんやりと澄んだ空気の中で無事決行。
市内外からの約40人と一緒に、農家さんたちの手助けで7アール強の田を1時間余りかけ、一気に植えきった💪。

鳥のさえずり、子どもの泣き声、笑い声、わめき声が響く空に、いつの間にか太陽も顔を見せ、絶好の田植え日和に⛅。

田の傍らでは野外キッチン組がフル稼働し、地域から貸してもらった6升炊きの羽釜と薪でメシを炊き、地元「豚汁師匠」の女性たちはバツグンの豚汁をこしらえてくれた🥧。

農家さん、豚汁師匠たち、運営ヘルプの学生の皆さん、猪肉など差し入れてくれた方々。ありがとうございました! &おつかれさまでした😉


草刈り女子48

2023-05-02 18:55:22 | 日記
「日々是草刈」のシーズン到来。けさも出勤前のひと刈りで、草まみれになった。
福富に来るまで、草刈りという行為など、意識したことも、縁があるとも、思ったことはなかった。

この草刈り。
「きれいな田園風景」の田畑を守る農家のじいちゃんばあちゃんが、「もうやれんわ」と店じまいしてしまう大きな要因の一つともなっている。仕方ない。真夏の草刈り、ほんとしんどい。

僕が米作りを「てごう」してもらっているグループにも、「やれんわ」の波が押し寄せつつある。
そこで先日、mikkeの枠組みをつかって、グループが監理する畦の草刈り援農にトライしてみた。地域の人がうまいこと、WinWinの仕組みをつくってくれたので、お試しに。

市外から農業女子たちが集まった初回は、さながら「草刈り女子48」。
結果として、その日はすごくうまくいった。参加者にとっても、地域にとっても。
モチベーション、安全管理、持続可能な仕組みづくりと、いろいろハードルはあるけど、まずは一歩。

しかし、このままの農政だと、”荒れ地の魔女”(ハウル風)に支配される日は遠くないなぁ。
行楽シーズン。ドライブがてらの「きれいな景色ねえ」の目線の先の自然は、決してあるがままの自然じゃなく、人の手で世話されているからこそのもの。