TAKAOSANのブログ(OCN CAFEから引越し)

このブログを始めた頃と様々なことが変わりました。
30代だった私も定年退職が近い年齢になってきました。

皇室について

2006-02-12 12:57:00 | 日々雑感
政治家の皆さんも、皇室に近い皆さんも色々と言っておられますが、私の正直な意見は、以下のとおりです。

皇室が必要か必要でないか、といわれれば、何のために必要なのかわからないので、必要性を感じていない。
だから、皇位継承問題で、万世一系の天皇は、男系で継承する必要があるとか、女性天皇を認めろとか、女系天皇でもよいのではと言われても、もともと、私たちの年代の人は、必要性自体を感じているわけではないので、その論議自体の必要性も感じない。
本来、戦争に負けた時点で、天皇家は崩壊していてもおかしくなかった。
子孫繁栄のため、皇室の範囲を拡大せよなどという意見には、疑問を感じる。
財政赤字の時代、皇室にかかる費用も例外ではいられない。
篠沢教授のいう、女性天皇を認めた場合は、配偶者は皇室関係から、という話も少しピンとこない。
あまり血が濃くなるのも、医学的にどうか。
これまでも問題があったはず。
こんな話なら、男性天皇でも、皇室関係から配偶者をもらっていればいいのである。

ある大学教授が言っていたが、天皇家といえども、現在の日本国憲法の平等精神にのっとらなければならないのではないか、といっていた。
つまり皇位継承権を男性だけというのは、憲法違反であるというのだ。
しかし、元々、天皇には基本的人権がないのだ。これ自体も憲法違反ではないか。
元々、天皇は憲法を超越した存在なのである。

いずれにしても、このようなややこしい家系を継がなければならないお子様が、あまりにも気の毒である。
もっと開かれたものであるべきで、どんどん廃れていくのは仕方ないのではないか。
決して、天皇が日本国の起源ではないのであるから。

上村愛子さん あっぱれ!!

2006-02-12 12:08:00 | 日々雑感
予選も決勝も生中継を見た。
正直、彼女を8年前の長野オリンピック当時は、「チャラチャラした高校生」としてしか見ていなかった私は、不快感すらあった。

その彼女の印象がすっかり変わったのが、前回のオリンピック。
決勝を滑り終えた後、悔しくて今にも泣き出したく、その場から去りたい感情を抑え、むしろ必要以上に気丈に、長時間、インタビューに応じていた姿をみて、ファンになった。
あの時のインタビュアーのデリカシーの無さに、今も怒りさえ感じる。

今回もメダルには届かなかった。
某テレビ局は、入賞おめでとう、と迎えていたが、本人は悔しいに決まっている。
今回は、ミスをしたわけではなく、現時点の実力であると思われる。
第二エアは問題なし、第一エアは、アピールドにかけるものの特に問題なし。
上位3人との決定的違いは、タイム。
2秒の差は、あまりに大きい。
このポイント差はいかんともしがたい。

メダルは取れなかった。
しかし、今の実力は発揮できた。
いわゆる、精一杯やった結果だ。
それでも、世界NO.3に届かないのは、何か?
これを埋めて、もう1度チャレンジするか、もうやめるか、それは、ゆっくり考えたらいいことで、他人がとやかく言うべきではない。

メダルはとれなかったが、大拍手を送りたい。
またまた、気丈にインタビューに答える彼女をみてさらにファンになった。
お母さんとゆっくり話しをしてください。

あと、里谷多英さん。
色々あったけど、日本代表に選ばれるべき実力は証明された。
まだまだやれる。
世間を騒がせたことは事実として受け止め、もう1度チャレンジしてもらいたいものだ。

とにかく、ご苦労さまでした。
あっぱれ!!日本。