町内の老人会に俳句会が有り、俺は気が進まぬが無理矢理入会させられた。
人数は数人だが、結構熟練者は多い。しかし俺は未だ一か月足らずだが、何故か会長に大きな句会に俺一人選ばれた。
矢張り乗り気は無いが、従順に従った。初めての句会にて興味も有ったが、時代遅れの習慣には呆れた。
一応昔だが、小説志望の時期も在り才能が無く諦めたが、駄文乱文でも他の老人より才能は有ると思う。
まして超多趣味で、下らぬ雑学には自信が有るが何とて変人の部類に属するので、他人とは感覚が異なるので苦労の連続です。
句会では、女郎類の猥褻と、戦争、ジョーク駄洒落は禁句らしい。尤も句を捻っても理解出来無いし増してや我が駄句似ては当然と思う
当日は無難な句で済ましたが、講師が述べるには俳句は自己主張では無く、皆に読んで貰って芸術と偉そうに語って居たが、色々の本を読んで見ると現代俳句は自己主張の項目が在り嬉しかった。
句会では七つの句が基本なので、ブログで挑戦します。
ホタルにて帰る山河は我が故郷
母思い知覧の夏に散華する
ヒグラシの音聞けずに逝く特攻隊
敗戦を心に想い女郎抱く
赤トンボグラマンの餌空に散る
関東軍逃げるが勝ちで国破れ
八一五玉音放送チンを見た
駄句失礼しました。季語は常に変わるので敗戦は多分秋の季語です。一応季語が有るので俳句ですが俺としては川柳の方が得意と思いました。