正月似て門松で書きます。
先ず最初に浮かぶのが、一休さんの門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくめでたくもなしです。何しろ数え歳では二歳も上に成ってしまいます。
頓智の和歌ですが真実を含んで居ます(笑)。
其れで何を書くか悩んだが、面白くするために十二支を入れます。
子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥で構成されます。猫が居ないのは鼠に集合日を騙され、1月2日に行ったので神様に顔を洗えと言われ現在でも顔を洗い、憎き鼠を追ってます。そして鼠は頭が良く到着順番で干支を決めたそうだ、牛は足が遅いので一番に駆け付けたが、頭の上に鼠が乗り門前で即座に飛び降り一番似て干支の最初です。現在では世界のテーマパークの王様です。
伝説は色々在り、寅に負けた説も在るが、ベトナム近郊では猫も存在します。
俺の次の思考では、彼らの人数?の数え方に興味を覚えました。江戸時代は匹が普通でしたが、明治に成り外来語でheadが入り漱石は意味通りに頭と訳したが、一般的には人間より大きい動物が頭で、小さいと匹です。
十二支を分類すれば、牛虎馬猪は頭だろうが、他には問題が出ます。兎竜羊蛇猿鳥以外は匹だが、架空の動物竜の数え方が不明です。多くは匹らしいが謎です。蛇は尾で鳥は羽で簡単だが、羊は国と年齢にて変わります、猿 の場合1猿(えん)も在りです。
面白いのは兎です、正式には羽だが、匹も馴染んで居ます。伝説も色々で坊主は肉は食えぬが鶏肉はOKで兎を鳥にして羽と呼んで食べたそうです。
また耳が長いので空も飛べると思い羽で呼ばれたが、1耳2耳も在ります。
うさぎは鵜と鷺の交じりで鳥と信じ羽の説と多く在ります。
蛇足ですが、日本語の面白さに物の数え方が多く在ります。豆腐は一丁、靴は一足、イカ蟹は一杯、ヒラメは一枚、その他多数です。
本来の門松に戻すが、関東と関西では外す日にちが1週間異なります。徳川家光の月命日を避けての事だが、竹の切り方も先の尖った削ぎ切りと平面の寸胴切りが在ります、削ぎ切りは家康が武田信玄に負けた恨みが在り首切り状態です。竹と松は唐から伝わる長寿の御まじないです。
長文にて 此処で終わるが。
今日の落は、初夢は是非虎を見て下さい。猫に勝ったし虎の子は嬉しい事です。猫に小判では困るが、夢判断でも虎の夢は幸運を呼ぶと言われてます。
目指せ虎の子万歳。