新世界都市伝説ノート~事実の裏に潜む真実~

新世界が始まる…僕らは生ま変わる…無限のエネルギーを感じて…

「闇の目」(the eyes of darkness)

2023-08-06 14:12:36 | 予言

ディーン・R・クーンツ作。

1981年出版。

作中では、中国の武漢にある生物兵器研究所から殺人ウイルスが持ち出されてしまうという設定。

そして、2019年、武漢からコロナウイルスが世界に広まっている。

作中とコロナウイルスの症状は似ており、何度もかかる可能性があるという特徴も一致している。

実はこの本が出版された1981年の段階では、ソ連からアメリカがウイルスを持ち出したという設定だった。

しかし、その後1996年に作者本人が「ソ連」から「中国・武漢」へ変更していた。

1991年にソ連が崩壊したから変更したということであるが、そうであればソ連をロシアに変えればすむ話であり、なぜ中国・武漢という設定をピンポイントで選んだのか謎は残る。

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ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語

2023-08-06 13:50:45 | 予言

1838年、エドガー・アラン・ポー作

海に憧れた少年アーサーが南極を目指す物語

アーサーを含めた4人で海を漂流することになる。

次第に食糧が尽きてしまい、困り果てた4人は藁でくじを作った。

誰か一人を犠牲にして食糧とすることで生き延びようとした。

運悪く選ばれたのがリチャード・パーカーであった。

エドガー・アラン・ポーは、「この小説は事実に基づいている」と記しているが、当時そのような事件や事故の記録はなかった。

この本が出版されて46年後、1884年、4人の男たちのヨットが沈没し漂流することになった。

食糧も底を尽きた。

誰かを犠牲にして生き延びようとした。

選ばれた人物がリチャード・パーカーであった。

生き残った3人には、小説の模倣をしたのでは?と疑いがかかったが、3人は非常に識字率が低く小説のことは全く知らなかったという。

エドガー・アラン・ポーは、当時まだ知られていないビッグバン理論や、前頭葉症候群といった描写も小説に織り交ぜていたりと、実は未来に起きる出来事を先取りして小説にしていたのではないかと囁かれている。

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「タイタン号の遭難」Futility The Wreck of the Titan

2023-08-06 12:03:45 | 予言

作者:モーガン・ロバートソン

「Futility 無駄な行い、愚行」というタイトルの後に、「タイタン号の遭難」に改名されている。

巨大な豪華客船が航海中に氷山に衝突して沈没するという物語。

タイタニック号の物語を連想させるが、タイタニック号が沈んだのは1912年のこと。

この本が出版されたのは、その14年前の1898年のことであった。

事故が起きた時期はどちらも4月。

事故の原因もどちらも氷山への衝突。

衝突時の速度もほぼ同じ。

船のサイズや機能面もよく似ている。

乗客人数に対して救命ボートの数が足りてないところも共通している。

小説の船の名はタイタン。

実際に沈んだ船の名はタイタニック。

そして、2023年6月沈んでしまった潜水艇の名前はタイタン。

沈没したタイタニック号を見学するツアーの途中で事故にあう。

操縦していたのはツアー会社のCEOストックトン・ラッシュ。

ストックトン・ラッシュ氏の妻であるウェンディ・ラッシュさんは、実際にタイタニック号の事故に遭った夫婦の孫の孫にあたる。

このように、1898年に出版された1つの小説が、1912年のタイタニック号沈没、2023年のタイタン号の事故と1本の糸のように繋がっている。

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