アミ小さな宇宙人その①
アミ小さな宇宙人その②
アミ小さな宇宙人その③
アミ小さな宇宙人その⑤
アミ小さな宇宙人その⑥
UFOで世界を旅していると、救済計画のスーパーコンピューターから「ある人間に円盤の姿を見せなさい」と指令が入る。
アミは一瞬でアラスカの上空に瞬間移動して、猟銃を構えた男の人に向かって、円盤は色を変えながら空中に大きな三角形の軌道を描くように光り続けた。
ペドロ:
「なんでこんなことするの?」
アミ:
「この人がこの光景を一生忘れないようにするためだよ。」
ペドロ:
「なんでこの猟銃を構えた人がUFOを見る必要があるの?」
アミ:
「スーパーコンピューターが決めてやってることだから僕にはわからないよ。
ただ、この体験が彼の周りの人に何かしら影響を及ぼしていくことになるんだよ」
アミは、センソ・メトロという機械を使って、猟銃を構えた人の愛の度数を測り始めた。
センソ・メトロは、精神的な進歩度とか愛の強さを測ることができる。
その猟銃を持った男の人は750度であった。
地球人の愛の度数は320~850度。
750度は地球人の中ではけっこう高いほう。
けものは50~200度。
ペドロ:
「じゃあ、アミは何度なの?」
アミ:
「僕は760度だよ」
アミよりも愛の度数が高い地球人もいる。
特に自分の命を懸けて働いている人は愛の度数が高い。
アミ:
「僕も修行中なんだよ
地球人に比べていろんな知識や技術があるだけなんだよ
地球人たちに宇宙の基本法とか地球はやばいってことを伝えるのが僕の役割なんだよ」
ペドロ:
「僕のおじさんは、頭がよくて物理学者でとても尊敬してるんだけど、おじさんは愛の度数高いんじゃない?」
アミ:
「う~ん、おじさんは兵器の開発に携わっているから愛の度数は水準以下だと思うなぁ
知識を持っていることと賢者とは全くの別モノなんだよ
僕たちは2つ脳みそがあるとイメージしてほしいんだ
1つはコンピューターみたいな脳みその部分
1つはハート・愛の強さみたいな部分
この2つのバランスが取れている人のことを僕らは賢者と呼んでいるよ
コンピューターの部分が大きすぎると地球を傷つけちゃうよ」
ペドロ:
「僕の愛の度数は?」
アミ:
「それは教えられないよ
高いと調子に乗るだろうし、低いとショックを受けるから」
その⑤へ続く