信仰の父と呼ばれるようになったアブラハム。
アブラハムに生贄にされそうになった息子がイサク。
イサクの双子の息子がエサウとヤコブ。
イサクは控えめな性格だったので40歳になってもまだ結婚できていなかった。
それにしびれをきらしたアブラハムは、従者にイサクの嫁探しをさせた。
従者はお嫁さん探しをするが、なかなか見つからず、疲れてしまう。
「疲れ切ったラクダや自分に親切に水を汲んでくれるような、そんな優しい娘さんがイサクの嫁に来ないかなぁ」と従者はヤハウェに祈った。
すると、親切にしてくれる娘が現れた。
「アンタです!!」
選ばれたのがめちゃくちゃ美人のリベカであった。
リベカはアブラハムの兄のナホルの孫であった。
イサクはリベカを一目で気に入った。
実は、イサクは3年前に母親のサラを亡くしていて、心が折れていた。
リベカはその悲しみを癒す存在ともなってくれた。
しかし、二人の間になかなか子供はできなかった。
結婚して20年たったとき、ついに子供を授かる。
リベカのおなかの中で、赤ちゃんはよく暴れた。
リベカはヤハウェに聞いた。
「なんでこんなに苦しいのぉ~?」
「双子みごもってるからやで~
その二人が暴れてるからやで~
2人は2つの国の民の祖となるが、兄の子孫の国が弟の子孫の国に仕えることになるだろう」
そんな啓示を受け生まれてきたのが、兄のエサウと弟のヤコブであった。
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