日本人にとって理解しづらいお話だとは思いますが、これこそが聖書を信じる人たちの信仰心のようです。
この信仰心が間違った方向へ進んじゃうと自爆テロとかになっちゃうんでしょうねぇ…
イサクは、アブラハムが100歳、サラが90歳の時に生まれた。
イサクが30歳になると、ヤハウェがアブラハムの前に現れて言った。
「モリヤの山に行って、息子イサクをいけにえに捧げなさい。」
信心深いアブラハムもさすがに躊躇した。
最初の子イシュマエルは追い出さなければならず、二人目はいけにえに捧げなければならず…
神様はアブラハムに過酷な試練を課す。
アブラハムは悩むが、神様の言う通り生贄にすることを選んだ。
アブラハムは、イサクには生贄であることを伝えずに、一緒にモリヤの地へ向かう。
イサクはアブラハムに質問する。
「生贄にするための羊とかおらんけどどないすんの?」
「生贄は神が授けてくれるんじゃないかなぁ」と、アブラハムは嘘をつく。
モリヤの地にて、アブラハムとイサクは生贄の準備を始める。
アブラハムはイサクを縛り上げ、祭壇に乗せた。
イサクは気づいた。
「これ、ワイやな」
アブラハムはナイフで息子イサクを屠ろうとしたときに、ヤハウェが現れ待ったをかける。
「アブラハム、もうあんたが神を畏れていることが証明された。
そんなことまでせんでええよ。」
ヤハウェはアブラハムをこれまで試しに試してきたが、アブラハムは最終試練に合格した。
…イサクはアブラハムの信仰心を試すための当て馬にされた?
それは置いといて…
アブラハムのお話は、父テラがメソポタミアのウルを出て、ハランの地に向かうところから始まる。
カナンへ行き、エジプトに行き、またカナンへ戻ったり、最後には息子の命と神との選択を迫られるなど、アブラハムはヤハウェの命令にひたすら従ってきた。
このようなアブラハムの徹底的に神様を信じる姿勢が、聖書を信じる者たちにとって信仰の鏡となっている。
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