桃鉄の物件紹介。
今回は、日田の“日田焼きそば屋”。
桃鉄マップでは、大分の西部に位置する都市。
この辺りはいくつものループが存在するので、立ち寄る頻度は高い。
左隣のカード駅は、駅舎スタンプラリーの田主丸(たぬしまる)駅。
ごく普通の食品物件。
臨時収入は、たぶんなかったはず。
日田には、杉林とか材木工場とか、林業関連の物件も入れて欲しかった・・・。
安土桃山時代より豊臣家直轄の地域であり、
江戸中期に入って周辺地域を併合して、その面積を広げながら幕府直轄地(天領)となる。
有名なミネラルウォーター、日田天領水の名前は ここから来ている。
四方を標高1,000m以上のものを含む山々に囲まれた盆地であり、
無数の川が流れており、その景観は日本の水郷百選にも選ばれている。
その自然豊かな美しい山並みは、耶馬渓日田彦山国定公園の一部に含まれる。
また、その山々の斜面を利用して、古くから林業が盛ん。
日田杉は、かつて杉の高級ブランドであったが、現在は林業は衰退してしまっている。
そんな日田で生まれた、ご当地B級グルメが、“日田やきそば”。
見るからに濃いめのソースが、ボトルで添付されている!
メインの具材となる もやしは、大分ブランドのその名も“名水美人”!
日田やきそばの特長は、かなり明確。
・生麺を使用する。
・具は鶏肉、もやし、ネギの三種のみ。
・味付けは濃いめのソース。
・麺の一部が、焦げてパリパリになるまで固く焼く。
―― さっそくレシピどおりに作ってみた。
紅ショウガは普通に付けるようだ。
思うようにパリパリになってくれなかった。
フライパンや中華鍋じゃ無理があるようだ・・・。
鉄板やホットプレートならば、うまくいったやも。
だがこれでも充分に美味しかった。
淡泊な鶏肉に、濃いめのソースがよく合う。
ただ、個人的にネギは要らないと思った。
別メーカーのものでリベンジをはかる!
値段が安いのにダシが異様に旨い五木うどんと、チープで美味しいナポリタン、
そして棒ラーメンのアベックラーメンで、九州ではおなじみのメーカー、五木食品製。
ホットプレートを出すのがめんどくさいので、今回も中華鍋でチャレンジ。
パッケージにも、“フライパン1つで作れる!”と書かれてあるし。
やっぱりパリパリにはなってくれなかった・・・。
ネギは今回は、白ネギを小さめに切って入れてみた。
鶏肉は宮崎県産のブランド肉。
というか、二食を一度に調理せず、一食ぶんを調理すればよかったのかも。
でも、やっぱりパリパリでなくても充分に美味しかった。
この日田やきそば、他のご当地焼きそばに比べ、
地元の提供店をはじめ、自治体なども あまり大がかりにピーアルしていない。
元祖の店が、“日田焼きそば”を商標登録し、
他の店や販売社に、睨みを利かせているのが要因だと思われる。
上で紹介した商品が、“日田のやきそば”,“日田風焼きそば”などと、曖昧な表現なのも、
“焼きそば”を、“やきそば”と表記しているのもそのため。
元祖をアピールして、真似されたくないのは解らなくもないが、
この店、それをいいことに、フランチャイズ展開なぞしているから余計に気にくわない。
全国の自治体で、それぞれ団結し、B級グルメで町おこしをはかっている昨今、
なんとも無粋な話だ。
日田やきそば三ヶ条!
パリパリにならんかったばい・・・。
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