ドラッグストアで見つけた商品。
黄橙色というのか、マンゴーのあの特徴的な色したカップ。
それがワゴンに大量に積まれ、手作りポップが掲げられていた。
「こんな濃厚なマンゴープリンは初めて!」
「スタッフが自信をもってオススメします!」
「絶対一度は食べてもらいたい!」
そんな大仰なメッセージが書き連ねられていた。
このドラッグストア、帰宅途中にあるため頻繁に利用する。
ドラッグストアといっても、薬主体で利用するのではなく、
ティッシュ,シャンプー,歯磨き,ヘアムースなどの生活品から、
インスタント食品やパン,お菓子,飲料などの食料品まで、
販売されていない、鮮魚,精肉以外はよく利用する。
元々、こういった手書きポップがやたら多い。
経営側の販売路線なのか、バイヤーがそういった趣向なのか、
他のスーパーやコンビニで見かけない商品を見つけることも多い。
そのため手作りポップで馴染みない商品の販促を狙っているのかもしれない。
色味ですぐに判るが、マンゴープリン。
パッケージがなんの飾りっ気もない。
イラストも写真もなければ、商品ロゴや社名のロゴすらない。
原材料名や製造年月日,カロリー等の栄養成分に賞味期限、そしてバーコード。
必要最低限の情報が記されているだけ。
ヤマキっていうと、どうしてもかつお節やめんつゆのメーカーが思い浮かぶ。
製造メーカーはヤマキとなっていた。
あの かつお節やめんつゆのヤマキ?
しかし所在地を見ると、群馬県下仁田町となっていた。
違うな、めんつゆのヤマキと別の会社だろう。
あっちは確かマルトモと同じで愛媛が本社だったはず。
しかし下仁田って、まさかこのマンゴープリン、こんにゃくで作られてるんじゃ・・・?
そう思って原材料名を確認するが、こんにゃく成分はまったくなかった。
ちゃんとしたマンゴープリンなよう。
価格は88円だったか98円だったか。
この大きさにしては高い・・・。
だが、マンゴープリンだろ。
本物のアルフォンソマンゴーをふんだんに使っていれば、
その値段であってもそうでもない。
ポップでこんだけオススメしているのだから・・・。
物は試しにと、ひとつ購入してみた。
冷やして食べてみる。
・・・。
・・・・・。
!
これはうまい!
なんこれ!
本物のマンゴーじゃないと!?
あのマンゴー特有のトロピカル臭さ(解るかな?)が残ってて、
裏ごしされてなくて果肉の繊維が入っていれば、
本物のマンゴーだと言われても判らないかもしれない。
博多の高級中華で出されたマンゴープリンより、
インド人のカレー店で出されたマンゴープリンより、
ずっとマンゴーだ!
いやこれはもう、マンゴーそのものといっても過言ではない!
あのポップは決して大げさなものではなかった!
このおいしさであの価格ならば、大量買いしても惜しくないくらい。
そして、再購入しに例のドラッグストアへ行くと、
なんと、68円に値下げされたうえに、ももプリンまで追加されていた!
これは買いだ!
ももの方も期待できるぞ。
それぞれ複数個買った。
ももの方も濃厚でおいしかった。
マンゴーほどのインパクトはないけれど、
しっかりももしている。
このびっくりするほど美味しいマンゴープリンを作っている会社、ヤマキ。
めんつゆのヤマキと混同してしまうので調べてみた。
やはり群馬に本社を置く、まったく別の会社だった。
下仁田ってことで、本来はこんにゃくのメーカー。
“こんにゃく家”というサイトがあったのでのぞいてみた。
古い製法に拘った職人気質な企業なよう。
だが、なぜか商品一覧には、マンゴープリンしか載せていないという謎企業だった。
“こんにゃく家”なのにだ。
こんにゃく「屋」でなく、「家」にしているとことか、
凄い主張しているように思えるのに、なぜマンゴープリンだけ?
このマンゴープリン、最寄りのスーパーでも見かけるようになった。
これで、もうしばらくは、このマンゴープリンを堪能できる。
もしかしたら、テレビや雑誌なんかで紹介されたとか?
これだけ美味いんだから、広まらないほずはないと思う。
ただ、商品自体は本当に素っ気ない。
業務用スーパーの商品にしか見えない。
サイトには、“パッケージにはこだわらず、中身で勝負!”と書かれていた。
味気ないパッケージはちゃんと意識しているのね。
マンゴー。
もも。
マンゴー大好きですので、食べてみたい(笑)。
(´º﹃º`)
美味かったです。
欲をいえば量がちょっと少ない。
載せてる画像は比較対象がないので判りにくいですが、
直径5~6センチくらいしかなくて、
成人男性にはちょっと物足りないかな。
あと、この商品が全国展開しているかどうかですね。
北海道でも売られているかどうか。
いちおうネット販売はあるようですが、
送料がネックになりますからねえ。