よろず戯言

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フンドーキン青柚子こしょう味 塩焼そば

2021-10-25 22:04:35 | グルメ

 

帰宅途中のドラッグストアで見つけた商品。

九州の調味料、柚子胡椒味のカップ焼きそば。

ありそうでなかったフレーバー。

発売元は、サッポロ一番のサンヨー食品。

こないだ紹介したリケンのドレッシングとコラボしたカップ麺といい、

サンヨー食品は最近、精力的にコラボ商品を発売してくれる。

 

既に全国区になった柚子胡椒。

自分が子供の頃、若い頃はまだそこまで広まってなかったはず。

 

柚子胡椒といえば、大分発祥(福岡県添田町との説も)の調味料。

若い青柚子の皮と青唐辛子を塩漬けした独特の風味を持つ調味料。

唐辛子を使用しているのに、“胡椒”と称するのは、

九州北部(たぶん福岡と大分と佐賀あたり)では、

胡椒も唐辛子も一緒くたで、“コショウ”と呼ぶのに起因する。

昔、けらえいこ氏の、あたしンちって漫画で、

大分出身のお母さんが、香辛料をなんでも“からし”って呼ぶので、

娘のみかんが困惑するという、そういったネタが描かれていたっけ。

 

創業江戸末期ってことか。

フンドーキン、九州以外のひとにゃ馴染み薄いかも。

 

そんな九州人にとって馴染みの深い柚子胡椒。

鍋や味噌汁を中心に、親父がいろんなものに入れていたので、

子ども時分は大嫌いだったのだが、

すっかり大人になった今、柚子胡椒は常備するものとなっている。

それを使ったカップ焼きそば、まずいわけがない。

期待して購入した。

 

かやくは最初から麺と一緒に入っていた。

塩味ソースに柚子胡椒の風味が付けられていた。

 

ただ、フンドーキンの青柚子こしょうは食べたことがない。

フンドーキン自体、大分県の味噌・醤油メーカーなので馴染みはあるものの、

柚子胡椒にいたっては、大手メーカーのものでなく、

大抵、隣町である添田町の英彦山(ひこさん)産の、

おばあちゃん達の手作りものを買っているため、これまで買ったことがない。

 

柚子胡椒は作り手によって、やはり風味が異なる。

柚子の香りの強さはもちろん、唐辛子の辛さや塩加減にも違いが有るため、

手作り品は同じ産地であっても、作り手のおばあちゃんによって味がまばら。

それに対して、きちんとしたメーカーのものは味も安定しているのだろう。

 

  

ぬーどるストッパーは、ヴァンパイアのヒロイン、サキュバスのモリガン様。

実はフェリシアよりも先にゲットしていた。

これでヴァンパイアシリーズはコンプできた。

リリスとバレッタ、キュービィは出ないのかね?

 

お湯を入れて3分。

湯切りして柚子胡椒風味の粉末ソースを入れてよおく混ぜ、

最後に調味油を絡めて出来上がり。

ああ、柚子胡椒の香りがたまらない。

 

 

カップ焼きそばって、どれも具が寂しすぎるのよ。

 

すする。

うーん、イマイチ。

味は悪くはないのだけど、いかんせん柚子胡椒が弱い。

全国的にはこのくらいの濃さがちょうどいいのかもしれないが、

九州人にゃ、この柚子胡椒の濃さは弱い。

かやくも 申し訳程度のキャベツと得体の知れない肉玉のみ。

これはやっぱり自分で作ってみんにゃ。

 

 

というわけで、ペヤング 青のりパンチのときと同様、

チルドの焼きそば麺を買ってきて、自分で作ることに。

具には、魚介を欲したので、イカの切り身を購入。

炒め物用のカット野菜に、忘れちゃならない、柚子胡椒。

冷蔵庫にはまだ使いかけのものがあったけれど、

せっかくなので、フンドーキンの青柚子こしょうを購入した。

 

初めて購入してみた、フンドーキンの青柚子こしょう。

使い勝手の良さそうな、チューブタイプのものも売られていた。

単体で舐めてみたが、万人受けしそうな まろやかな味だった。

 

今回も具に味付けしない。

添付のソースが濃いうえに、柚子胡椒の塩分もあるからだ。

柚子胡椒はさじ加減が判らないので、

とりあえず小さじに山盛り一杯だけ投入してみた。

これがちょうどいい塩梅に。

香りも塩加減もばっちりだった。

これがすこぶる美味い!

塩焼きそばに柚子胡椒は大アリだった!

 

焼きそばは ちゃんぽん並に具沢山でないと。

麺とキャベツと豚バラ肉だけってのを好むひとも居るみたいだけど。

 

ラーメンは無理だけど、焼きそばは簡単に再現できる。

カップの焼きそばはイマイチだったとしても、

生の焼きそば麺と具材、調味料を買ってくりゃ、

それっぽいものの豪華バージョンが簡単に作れてしまう。

カップ焼きそばは、そういう部分で面白い。

ただ、チョコ味とかアップルパイ味とかは再現しようなんて思わないけど。

 

大分県は かぼすの方が有名だけど、柚子の生産量も多い。

柚子胡椒が生まれたのも、柚子の一大生産地だったからだろう。

柚子の産地、高知県でも柚子胡椒が作られているらしい。

馬路村の柚子は有名だし、柚子といえば中岡慎太郎だ。

 



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (higaki45)
2021-10-26 06:19:25
今度スーパーで買ってみます!
売ってればいいけど
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Unknown (mcm0815)
2021-10-26 09:03:43
柚子胡椒、自分で作ると美味しいですよね。
昔作ってたので懐かしいです。
人によって味が違うのもいですね。
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関東の方かな? ()
2021-10-26 12:28:09
 
>higaki45さん
 
こんにちは、コメントありがとうございます。
 
この商品、販売が全国区かどうか判らないので、
地域によっては、もとから販売されていない可能性もあります。
こちらでは、とりあえずまだ並んでます。
 
もし食べたら、柚子胡椒を自作されてるようなので、
自分以上に不服になってしまって、
アレンジしたの作りたくなると思いますよ。
 
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けっこう自作するひと多いのね ()
2021-10-26 12:33:52
 
>みはねさん
 
こんにちは、コメントありがとうございます。
 
ごめんなさい。
柚子胡椒を自作したことがないです。
うちの母や近所のおばちゃん達が自作しているのも見たことがないです。
 
この記事書いたあとにタグをたどっていろんな方の記事を読んでいたら。
けっこう自作されている方が多くて驚きました。
柚子胡椒作りは英彦山(ひこさん)のおばあちゃん達の仕事だとばかり。
 
案外 産地近くに住んでいると、安くておいしいの完成品が手に入りやすいから
自作なんてしないのかも?
 
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