先日の休みに娘を連れて映画を観に行った。
夏恒例のポケモンの映画、“ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー”だ。
同時上映は低年齢向け短編の、“ピカチュウ、これなんのカギ?”。
ポケモン映画通算17作目、ゲームの世界をブラック・ホワイトから、X・Yに移しての第一作目。
キャッチコピーは、『世界は、聖なる輝きに包まれる―』。
子どもと一緒に、毎年夏休みに観るようになったポケモン映画。
3年前に公開された、ビクティニと白き英雄レシラム(黒き英雄ゼクロム)から、
キュレムVS聖剣士ケルディオ,神速のゲノセクト ミュウツー覚醒ときて、
劇場で観るのは今回で4作目。
小学校4年生になった息子は、ポケモンから妖怪ウォッチに浮気。
いちおうポケットモンスターYを発売日に買ってもらってプレイしていたようだが、
前作のブラックほどやり込むことはせず、ここ最近はずっと妖怪ウォッチ。
今回映画は当日になって「行かない」と言いだして観に行かず、
6年生の娘と、その友達の女の子を連れての鑑賞となった。
お姉ちゃんの方が先にポケモン卒業すると思っていたが、
なんでも今作は主役ポケモン、ディアンシーが女の子ウケのキャラらしく、
映画館へ向かう車中で、友達と一緒にディアンシーの話でもちきりだ。
知らない子を同伴での映画鑑賞、ちょっと微妙な感覚だが、
まあチケットが無駄にならずに済んだ。
地下にある、ほうせきポケモン・メレシーたちの国、ダイヤモンド鉱国。
美しいダイヤモンドの鉱脈がひろがり、その中枢にある巨大な聖なるダイヤが、
メレシーたちと広大な鉱脈を維持するエネルギーの源だった。
だが、その聖なるダイヤの生命が尽きようとしていた。
ダイヤモンド鉱国は早急に新たな聖なるダイヤを生み出す必要がある。
唯一聖なるダイヤを生み出す能力を持つ王女のディアンシー(松本まりか)は、
事態の深刻さをイマイチ理解しておらず、子ども達と呑気に遊んでいた。
ディアンシーの天真爛漫さに頭を抱える、大臣?のマジマ(佐藤健輔)。
長老のダイイ(飯塚昭三)にディアンシーを説得してもらい、
今日こそは聖なるダイヤを生み出してもらおうとした。
だが、自信のないディアンシー、あきらめ半分にダイヤを作ってみるが、
やっぱり、すぐに粉々に砕け散ってしまう。
落胆する一同。
ディアンシーにはフェアリーオーラが足りない・・・。
ダイイの助言で、聖なるダイヤを作れるようになるため、
フェアリーオーラを授かるべく、伝説のポケモン、ゼルネアス(三田佳子)を探す旅に出る。
だが旅の途中で、複数の盗賊に捕らわれそうになるディアンシー。
さらにはロケット団の一味にも狙われ、
敵か味方か?巧みにディアンシーの居場所を察知しながら監視している一味も。
ダイヤモンドを作り出す能力があるため、盗賊達に狙われるのだ。
盗賊に囲まれたディアンシーを助けたサトシ(松本梨香)一行。
ディアンシーから事情を聞く。
サトシはゼルネアスを探す旅を手伝うことを約束する。
ゼルネアスが居るとされるオルアースの森には、
“破壊の繭”と呼ばれる、禁忌の破壊ポケモン、イベルタルの存在も。
サトシ一行は無事にディアンシーをゼルネアスに会わせることができるのか?
ディアンシーはフェアリーオーラを授かり、ダイヤモンド鉱国を救うことができるのか・・・?
なかなか面白かった。
毎度のことながら子供向けなので分かりやすい。
今回はとくに、ストーリーほぼ一本道でわかりやすかった。
女の子が注目するのが解る。
声優さんのしゃべりかたのせいだろうが、ディアンシーが可愛い過ぎ。
これはゴチム,メロエッタと良い勝負だ。
XYは未プレイで登場ポケモンも知らないものが多かったが、
ここに来て、ちょっとやりたくなってしまう。
でもまあ今さらやらないかな。
ディアンシーも受け取れなかったし。
というか娘はポケモンのソフトを忘れてディアンシー受け取れず。
その友達はポケモンすら持っていないのでやはりディアンシー受け取れず。
三人で鑑賞して誰もディアンシー受け取れず。
これやり込むひとにとっちゃ、すごくもったいないんだろうなあ。
ビクティニ50匹集めてたとつげきさんとか。
創造を司る?ゼルネアスと、破壊を司るイベルタル、伝説ポケモン2匹。
おそらくその存在が対をなしていると思うのだが、
創造と破壊は表裏一体で、イベルタルも「悪」ではないという感じだったのだが、
果たしてそれが子どもらに伝わったかどうか・・・。
たぶんイベルタルの方は完全に悪としかとらえられてないだろうな。
まあ、ポケモンも数多く暮らす豊かな森をやみくもに破壊してんだから悪としか思えんな・・・。
この森を破壊~再生のシーンは、完全にもののけ姫のオマージュ。
イベルタルの攻撃で木や草は朽ち果て、人やポケモンは石化?する。
これ、もののけ姫を観たことある人なら、そのラストを連想しうてしまうよなあ。
ゼルネアスも姿見たときから、シシガミ様にしか見えなかったし。
シシガミさまっぽいポケモンの元祖はオドシシさんだけど。
同時上映の幼児むけ短編“ピカチュウ、これ何のカギ?”は本編より先に放映された。
こちらは、まあつまらなかった。
前回のイーブィよりはマシだったかな?
幼児むけ作品なんだから、これをどうこう評価しようもないのだけど。
本編もだけど、この作品でとても気に入った新ポケモンが居る。
ルチャブル!
なにこの覆面チックな容姿と、やたらポージングばかりするユニークな動き!
覆面レスラー達が華麗に空中殺法を駆使するメキシコのプロレス、ルチャリブレ!
カポエラーのときも思ったが、ポケモンスタッフのなかに、なかなかな格闘マニアが居るな。
映画鑑賞後、モンコレ※が売られているのを見て速攻で買ってしまった。
劇中に登場するなかで気に入ったポケモンのモンコレを購入。
あ・・マーイーカを忘れてた!
夏休み恒例となったポケモン映画。
今のところ、ジブリのレズ映画や、アンパンマン,仮面ライダーなどを制し、
興業成績、子ども向け映画では首位に立っているようだが、
まもなくフルCGのドラえモン(気持ち悪い)が公開となる。
あれは大人もこぞって見そうだから、トップ陥落してしまうやもしれんな。
エンドロール終了後、早くも来年の夏の予告がちらり。
カイオーガとグラードン。
なんか古いの引っぱり出してきたな・・・?
ルビー/サファイアはやってないからこの二体よく知らないんだよな。
息子はレックウザも含め大好きだから、来年は鑑賞復帰するかも?
そういえば前から思っていたが、「ディアンシー」「マフォクシー」、
字数が6文字になってるんだよな、他にも居るのか知らないけれど、
もしかしてニックネームも6文字まで付けられるようになったのか?
恒例のポケモン・ポップコーン。
フタがモンスターボールのデザインになっている。
容器そのものよりも、ストラップの方が豪華。
フタにはチャーム二種が付属。
左側、小さいライチュウかと思ったら、デデンネとかいう新ポケモンらしい。
プラスルマイナンエモンガ・・・もうピカチュウもどき要らんですよ!
入場の際にもらえた、ディアンシーのトレッタ。
3つもらえたので、今回は大きいお友達ももらえるのか?
前売券購入時にもらったダークライ受取ガイド。
これもディアンシー同様、まだ全然受け取っておらず。
それにしてもこの不気味なポケモンが人気あるのがよく解らん。
衝動買いしてしまったポケプラ二種。
これ片方メガシンカしたディアンシーだと思っていたら、
両方ともノーマルのディアンシーだった・・・。
キュレム,ミュウツー、そしてこの二種、ガンプラと同じく積みが増えてく・・・。
モンコレ買ったら、オマケでもらったもの。
なんかよく解らん物体。
非売品なようだしヤフオクで売れるかしら?
前売券購入時にもらった小冊子に付属していた、
“日本代表のピカチュウ”カード。
ちょうどワールドカップやってたからなあ。
日本代表の惨敗っぷりがよみがえる。
昨年の冬頃に配られていた初回版チラシ。
これだけ見ると、メガシンカポケモン総出演のような雰囲気。
エンドロールも含めると、一応総出演していたのかな?
※モンコレ
モンスターコレクションの略。
タカラトミーが販売している、もっともラインナップの充実した、
ブリスターパックのポケモンフィギュアのスタンダードシリーズ。
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