昔ながらのお菓子紹介。
今回は山芳製菓の、“わさビーフ”。
わさび&ビーフ、はじめて食べたとき新鮮だった。
薄くスライスしたジャガイモを油で揚げたスナック菓子、ポテトチップス。
オーソドックスなうす塩味はじめ、コンソメ味やのり味に、ガーリックやキムチ味など、
味のバリエーションは豊か。
見た目は何の変哲のないポテトチップス。
そんななか、“わさび&ビーフ”という、
異色なフレーバーのポテトチップスを世に送り出したのが、
東京都に本社を置く、中堅菓子メーカーの山芳製菓。
当時、わさび味のお菓子がなかったわけではないが、
ビーフとの組み合わせが物珍しくて目を引いた。
そしてまたこれが、食べると絶妙で美味い。
60周年記念のアニバーサリーパッケージ。
わさビーフってそんな昔からあったのか!?と思ったら、
山芳製菓が創業してから60周年だった。
10%増量されていた。
それもそのはず、本当のビーフにも、わさびはよくマッチするのだ。
実際にわさびを用いて調理するステーキハウスやレストランも在る。
自分はステーキを調理する際、ステーキ用にあつらえられたソースではなく、
ブラックペッパーと塩で下味を付けて焼き始め、
表面にわさびを塗って、最後に醤油をかける。
胡椒と醤油とわさびが肉汁と絡んですごく美味しい。
レアの場合は刺身のように、直前に生わさびを付けて食べるのも美味しい。
そんな時代の先を行っていたようなフレーバーのわさビーフ。
山芳の看板商品として、ロングセラーを続けている。
そしてこの夏、コンビニでこんなものを見つけた。
超ツンピリ!
“辛さ5倍 超ツンピリ&ビーフ味”。
通常のわさビーフの5倍もの辛さを誇るというもの。
シャア専用ザクもびっくりだ。
わさビーフの味を表現するのに、“ツンピリ”という擬音が用いられる。
それが超ツンピリとなっているのだから、さぞ辛いのだろう。
本物の生わさびのごとく、鼻筋をつまむくらいの強烈さなのだろうか?
パッケージのマスコットの牛(わしゃビーフ)も、悶絶の表情だ。
通常と形状が異なり、表面にギザギザの波加工。
量は通常のものより、ちょっと少なめ。
で、形状はまったく違う。
通常のものがふつうのポテトチップスなのに対し、
超ツンピリは、カルビーのルイジアナチップス(絶版)のように、
厚めで表面にギザギザの波打ち加工がなされていた。
これは超ツンピリの調味料(パウダー?)がよりなじむための加工だろうか。
超ツンピリがちょっと小さめだと思ったが、
通常のものは10%増量中だったので、ひと回りくらい大きかったか?
で、食べてみた。
通常のものより、若干辛い程度・・・?
だが、時折、ツーンと来るのが含まれている。
これは・・・かなりムラがある!
まあ超ツンピリとか5倍とか言われても、
もともとがそんなに辛くないから、こんなものかもしれない。
少なくとも、パッケージの牛様のように、悶絶することはない。
わさビーフといえば、前はパッケージの裏に、
前田製菓の前田のクラッカーみたく、
“世紀末ヤマヨシツンピリ音頭”とか、よく解らない歌が載っていた。
最近はそれが載っていなくて、けっきょくあの歌ってどんな曲調だったんだろう?
・・・なんて思っていたら、CMで流れているというのを知った。
自分は観た記憶も聴いた記憶もなく、
こっちじゃ、わさビーフのCMは放映されていないのかもしれない。
向こうの子ども達がついつい口ずさんでしまう曲だとか。
公式サイトでCM動画を観てみたが、解らないでもない。
ちなみに自分はよく口ずさんでしまうCM曲、タケモトピアノ。
アップテンポのものと、スローテンポの2パターンあるが、どっちも口ずさんでるな・・・。
YouTube: Takemoto Piano タケモトピアノ
全身タイツのおねえさん達がエロい。
だいぶ前からあるCMだから、
今じゃこのおねえさん達も、かなりいい歳したオバちゃ・・・。
わさビーフ(というか山芳製菓)のマスコットキャラクター、わしゃビーフ。
“わしゃ”が一人称なら、この牛はジイさんってことなんだろうか?
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