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パン屋に寄ると、必ず買うのがくるみパン。
ほんのり甘く柔らかいパン生地に、香ばしくローストされたくるみが練り込まれたパン。
甘いパン生地とちょっぴり塩味の効いたくるみ。
ふんわり柔らかなパン生地と、カリッと歯ごたえのあるくるみ。
なんとパンとくるみの相性の良いことか。
この純粋且つ素朴な味と食感が大好きで、初めて入る店はもちろん、
行きつけの店でも必ず一個はトレーに載せる。
初めての店では、くるみパンとクロワッサンでその店の良し悪しを判断するくらい。
いろんなお店で購入したくるみパン。
大体120円~140円程度と、商品のなかでもリーズナブルな価格帯。
月に10個は食べていると思うくるみパン。
くるみという木の実は、パンのために存在するんじゃなかろうかと思うくらい、パンとの相性が抜群だ。
そんな愛してやまないくるみパン。
長らく疑問に思っていることがあった。
その独特の形状。
クローバーなのか星なのか、はたまた花なのか?
店によって様々だが、パンのふちが4~5つに波打っていて、
それが均等のものもあれば、いびつにデコボコしているものもある。
棒状のものや、まんまるの形をしたものはほどんど見かけることがなく、
どこのパン店も、ほぼ似たような形で、このふちがデコボコした謎の形状をしているのだ。
棒状のものとまんまるの形状の珍しいくるみパン。
棒状の方は中にシュガーマーガリンが入っていていて、純粋なくるみパンではなかった。
くるみパンの、あのいびつな形はなんだろう?
インターネットがこれだけ普及した昨今。
解らないことは、なんでも簡単に調べることができる。
疑問が生じたならば、すぐにググればいいじゃない。
だけど、なぜだろう?
インターネットがなかった時代には、わざわざ図書館へ繰り出したりして調べごとをしたものだけど、
こう便利になっちゃうと、逆にいつでも調べられるし、またでいっか・・・と、
疑問解消を先送りにするようになってしまったように思う。
パン屋のみならず、ふつうの市販のくるみパンもよく購入する。
これはヤマザキだったかフジパンだったか、ローソンのPB商品。
今回もまた、リラックマのポイント貯まりそうにないな・・・。
くるみは表面だけに付けられているものもあれば、中だけに練り込まれているもの、
中にも外にもふんだんに使われているものなど、店によってさまざま。
レーズンやチーズなどが加えられているものも多いけれど、
そういったトッピングが純粋にくるみのみでない場合、形状がこうでないことが多い。
長年、食べる度に疑問を抱いていた、くるみパンの形状の謎。
先日ようやくそれをググってみた。
>クルミパンはたいていお花の形をしていますがなぜでしょうか?
>胡桃パンはなぜこんな形をしているのですか?
>だいたいのパン屋さんがお花の形に焼いていると思います。あれは何か意味があるのでしょうか?
やはり同じような疑問を抱いていた人がいたようで、
ヤフー知恵袋はじめ、質問サイトで同じような質問と返答がいくつかヒットした。
それで、ようやっとくるみパンの形状の謎が解けた。
これは、くるみの実をかたどったものだった。
なるほど!
そういや、こんな形してたわ!!
あ、固い殻の付いた状態じゃなくて、食べられる中身ね。
それを輪切りにしたときの形だそう。
ローストされたくるみの実。
このままだと、ピーナッツやカシューナッツ等に比べ、あまり美味しいとは思えないのよね。
くるみパンの、あの独特な形状はこれがモチーフだった!
形状の謎が解けてからというもの、パン屋で意識して形をチェックする。
ふちが4つに別れていて、それが均等に作られているものは、「解っているな!」と感心し、
ふちが5つだったり、不均等でいびつなものは、「知らねえんじゃねえの!?」と疑うように。
ただ、くるみの実、ふちが4つに別れているが、
小さな出っ張りがひとつあるので、見ようによっては5つにもなるなと思ったり。
そういや子供の頃、初めてくるみの実の中身を見たとき、「脳みそみたい・・・」なんて思った記憶が。
タカギベーカリーのくるみブレッド。
ポプラ向けのPB商品。
これは、小さな食パンのようなちぎりパンで、形状はそういったパンに準じている。
形状の謎が解け、その真相に準じていないような形状のくるみパンがあったとしても、
自分はこれからもパン屋では必ずくるみパンを買い、食べ続けるだろう。
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