前にも記事にしたことがあったが、自分は男のなかじゃ割とシリアル類を食べる方だと思う。
コーンフレークとかグラノーラとかミューズリーとか、
主に朝食にシリアルをヨーグルトや牛乳をかけて食べる。
時間の無い朝、トーストよりも手っ取り早くていい。
さらに言うと、トーストよりも栄養価も高いと思う。
昨年の冬に見つけたちょっとリッチなグラノーラ。
まずパッケージがシックで高級感を醸し出していた。
いや、ここは英語でラグジュアリーと表現した方が似合うかもしれない。
同時に、女性向けでちょっとおしゃれな雰囲気も。
手にとってパッケージをよく見る。
“まるで本格スイーツなグラノーラ”と書かれている。
そして何よりも目を引くのが、左上の方にある顔写真。
モデルの蛯原友里ちゃんだ!
“蛯原友里×日清シスコ共同開発”との文字も。
蛯原友里ちゃんといえば、“エビちゃん”の愛称で親しまれたトップモデル。
自分が初めて彼女を知ったのは、15年ほど前だろうか?
たぶんマクドナルドのCMだったと思う。
「えびプリしてる?」そんなことを言いながら、両手でハートマークを作っていた。
唐突にテレビに現れた彼女に、当時の自分はその美しさ愛らしさにクギ付けになったものだ。
押切もえ,山田優らとともに、ティーン雑誌を中心にトップ3の人気モデルだった。
エビちゃんプロデュースは濃厚フランボワーズの方だけのようだ。
そんなエビちゃんを久しぶりにシリアルのパッケージで見つけた。
そういえばここ最近、押切もえも山田優もまったく見なくなった。
いや、女性誌やトレンディドラマなんかだと、今でも彼女たちを見られるのかもしれないが、
少なくとも自分は、ここ数年、彼女たちをメディアで見ていないと思う。
エビちゃんが共同開発となれば、
きっと栄養価が高く、美容・健康に配慮した、そんな商品に違いない。
そんなふうに思ったけれど、パッと商品を見た感じでは、
単に女性ウケするような、スイーツらしくしたグラノーラのようだ。
チョコレート味とフランボワーズ味の二種あったので、両方とも買って食べた。
まずは濃厚フランボワーズ。
袋を開けた瞬間、ふわっと甘酸っぱいフランボワーズの香りが広がる。
“フランボワーズ”って何?って言うひとがよく居るが、
日本語でいえばキイチゴ、英語ではラズベリー。
それをフランス語におしゃれにしたのが、“フランボワーズ”。
イチゴより酸味が強くて香りもいい。
ブルーベリーとクランベリー、焼きブラウニーが入っている。
ミックスベリーは大好きだし、ブラウニーも好き。
ただ、ブルーベリーはなんだか毒々しい色をしていた。
食べるとちゃんとブルーベリーの味と香りなのだが、
その色見はどう見ても、自分の知っているブルーベリーじゃあない。
これ、ブルーベリー果汁を使用して加工したパフだった。
どうりで・・・こんな色、金魚の水槽に敷くカラフルな小石にしか見えない。
そのまま食べても美味しかったが、やっぱり牛乳を注いだ方が断然いい。
シリアル自体にフランボワーズ果汁で味付けがなされているので、
牛乳にその甘酸っぱい風味が溶けだして、これがすごく美味しい。
やるな、エビちゃん!
・・・本当に開発に携わっているのか謎だが。
この手の商品、みんそう思ってしまう。
次いで、濃厚ショコラ。
こっちもチョコレートではなく、フランス語の“ショコラ”で来た。
焼きブラウニーに加え、フリーズドライのイチゴが含まれていた。
ビターテイストで上品な味。
シリアル自体にチョコレートの味付けがなされているので、
こちらも牛乳をかけると、そういった風味になって美味しい。
だが、個人的に こっちはそのまま食べた方が美味しかった。
チョコレートコーティングの脂分が牛乳を弾く、その食感が苦手だったりする。
あんまりそういうのを気にする人は居ないだろうが・・・。
濃厚フランボワーズの方が気に入って何度もリピートしている。
だが、最近はもう売ってる店がなくなってしまった。
どういうわけだか、どこの店もショコラの方だけになってしまっている。
ひょっとして、フランボワーズの方が人気がなかったのか?
いや、その逆で、期間限定の商品で、フランボワーズの方から売り切れになっているのか?
もう一回くらい食べたい。
なんだか取ってあるエビちゃんの載ったチラシ類。
柴崎コウとか北川景子とか、当時こういったネコ顔が人気だったのかな。
エビちゃんももう40歳でびっくりした。
自分と3つしか違わないないんだ。
蛯原友里ちゃんが登場するまで、“エビちゃん”といえばこのお方だった。
コナミのゲーム、がんばれゴエモンシリーズに登場するエビス丸。
ねずみ小僧のような ほっかむりが特徴の関西弁で喋るゴエモンの相棒。
とてつもない大食漢。その食い意地で事件を起こしたり解決したり・・・。
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