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すっかり日本でも馴染みのフルーツとなったライチ。
みずみずしくて甘酸っぱく、うっとりするような なんともえいない芳醇な香り。
あの世界三大美女に数えられる、中国の楊貴妃も好んで食べたという。
その含有成分に美肌効果があるとかで、女性を中心に高い人気を誇る。
ライチ味のお菓子や飲料など、他の定番フルーツにひけを取らないほどラインナップが増えてきた。
生ライチは主に台湾産のものが初夏に出回る。
自分もこのライチが大好きで、よくそのフレーバーのお菓子や飲料を買う。
ライチ味のお酒もおいしくて、永冒源の茘枝酒(ライチチュウ)は最高だ。
もちろん果実も好きでたまに冷凍ものを買って食べる。
夏場は半解凍で、それ以外の季節は常温でちょっと温いくらいが美味しい。
また初夏の時期は、台湾などから空輸された生ライチも食べることができる。
冷凍に比べるとかなり割高になってしまうが、
冷凍物とは比較にならない芳醇な香りとフレッシュな美味しさが堪能できる。
ライチの実を食べるとき、皮を剥くときに、その汁が手に付くのが難点。
果肉の汁はいいとして、果皮の汁はシミが衣服やタオルに付くと落ちにくいのよね。
冷凍品は通年手に入る。
知覚過敏なんで半解凍はつらくなった。
ライチとの出会いはおよそ30年前、近所の焼肉バイキングレストラン。
そこのデザートコーナーに、寒天とフルーツと一緒にあったのが、このライチだった。
こげ茶でなんだかゴツゴツした表面、ぶどうでもない栗でもない、
両親も知らなくて、正体のよく判らない謎の物体だった。
おそるおそるこれを食べると、初めての味!
だが当時まだライチは一般的に普及しておらず、スーパーなどで売られているわけでもなく、
しばらくは、このバイキングに来なければ食べられない幻の果実だった。
ライチの木
山口県宇部市ときわ公園にて
時を経て今現在、ライチは認知度も高まり、もはや定番フルーツのひとつとなった。
昔はライチではなく、"レイシ”って呼ばれていたのだが、いつの頃からかライチで統一されてきた。
レイシだとニガウリや漢方のキノコと間違えるからかな?
漢字表記の音読みはレイシとなるが、台湾などではライチと呼び、
英名もそのままライチなので、多数派に統一されたのだろう。
ライチのお酒いろいろ。
ライチを食べたのちに出会った果物で、
よく似た味がする、マンゴスチン,ランブータン,サラがある。
特にランブータンは香りや食感がライチによく似ている。
今回この記事を書くにあたって調べてみたら、ランブータンはライチの近縁種だと判った。
マンゴスチンやサラはまったくの別種だった。
その芳醇な香りと上品な味はたまらない。
楊貴妃も愛したこのフルーツ、子どもの頃の衝撃的な出会いから、
自分もずっと愛してやまないフルーツなのだ。
ライチのジュースいろいろ。
キリンの世界のキッチンから ソルティライチはベストセラー。
グミ,キャンディー,ガムなど、ライチのお菓子いろいろ。
ソルティライチのアイスまで!
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