桃鉄の物件紹介。
今回は今治(いまばり)の、焼き豚玉子めし屋。
桃鉄では四国西北に位置する物件駅。
松山や宇和島ほど立ち寄る機会はないかも。
この周辺にはサイコロの出目次第で目的地へと誘い、
手助けしてくれる名産怪獣、えひめ怪獣ミカーンが登場することがある。
手ごろな物件がそろっているので高額のもの以外は序盤で押さえておきたい。
焼き豚玉子めし屋は、臨時収入あったっけ?
あと、おいしいわけじゃないけれど、なんとなくタオル工場は手に入れたい。
愛媛県今治市。
本州と四国を結ぶ、しまなみ海道の四国側の都市。
タオルと造船、鬼瓦、そして伯方の塩。
とくにタオルの生産量は日本一で、その品質は世界最高峰。
そのクォリティの高さから、海外の高級ホテルからも受注がある。
今治の高品質のタオルを使うと、他のタオルは使えないとか。
以前、就職したての頃、運転免許をとるため、今治市内の自動車学校へ合宿したことがある。
今治市内の商店街で、持ってくるのを忘れてしまったバスタオルを購入したが、
確かに毛羽立ちしにくくて、長くもったなあ。
そんな今治市、漁業も盛んで瀬戸内の豊富な魚介類で、
タイやアコウ(キジハタ)、サザエなどの料理もたくさんあり、
新鮮な魚のすり身で作られた、じゃこ天も特産品。
しかし、今もっとも注目を集めている料理は、海の幸を使った料理ではなく、
B級グルメのブームに乗っかって知名度を上げた、今治焼豚玉子丼飯。
どんぶりに盛ったご飯のうえに、スライスした焼き豚を並べ甘辛いタレをかけ、
さらに半熟の目玉焼きを乗っけて、最後にもう一度タレをかける。
目玉焼きの黄身を割って、半熟のそれとタレをからませ、ご飯と焼き豚とともにかき込む。
なんともシンプルで簡単なレシピ、B級グルメはこういうのじゃなきゃ。
そんな今治焼豚玉子飯、
湯煎してご飯にかけるだけの冷凍品が販売されていたので、購入して食べてみた。
これが、うまいのなんの!
正直、袋から開けてご飯に焼豚を並べる段階では、大して美味そうにみえなかった。
別に作った、目玉焼きを乗っけて、これと一緒に食べると・・・。
甘辛いタレと濃厚な黄身がブレンドされて、なんともいえないまろやかな味!
しっかり味がしみ込んだ焼豚にも、黄身の味がブレンドされて、ご飯に合うこと!
うな丼よりも、ガブガブとかき込んで食べてしまう。
作り方はいたって簡単。
焼豚は市販のやつでOK。
タレも今治でも お店ごとに違っていて、とくに決まりはないようなので、
以前購入していた、十勝豚丼のたれで代用。
焼豚を温め、目玉焼きを作り、ご飯の上にトッピング。
お好みでコショウを。
十勝豚丼みたく、白髪ネギなんか乗せても美味しいかもしれない。
ちょっと炙った焼豚を並べて少しタレをかけ、
半熟の目玉焼きをのっけて、タレとコショウで仕上げ。
黄身とタレをよくなじませて食べた方がいい。
なにも焼豚じゃなくても、おいしいかもしれない。
そう思って、ふつうの豚肉でこれを試してみた。
もはや、"焼豚"玉子飯ではなくなってしまうが・・・。
これはこれで、またちょっと違ったテイストで、すごく美味しい。
実はトップの画像は、焼豚ではなく、この生豚肉から調理したもの。
上に目玉焼き乗っけるから、見た目には判らないな。
他にもベーコンなんかでも試してみるといいかもしれない。
いや、"焼豚”玉子飯じゃなくなってしまうけれど・・・。
市販の豚丼のタレ、このタレ炭火焼の風味があってすごく美味かった。
この今治焼豚玉子飯、半世紀ほど前に誕生したとか。
市内にある中華料理店で出されていた、まかない料理が発祥。
そのままメニュー化され、口コミで人気になって広まり、
今では市内でも多くの飲食店で供されているようだ。
シンプルがゆえに、店ごとに特色が出しにくいであろうこの料理。
地元の方は、焼豚とタレの味の好みで、お気に入りのお店を見つけているのかな?
かんたんに調理できるので、とくに独身男性にオススメ。
食欲がなくなり、スタミナが低下するこれからの季節にもオススメだ。
今治焼豚玉子飯のマスコットキャラクター。
名前が判らん。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます