よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

マジックパール

2016-11-16 22:19:38 | グルメ

8月に歯茎の手術で入院していたが、

そのとき病院の売店で、すごく美味しいゆで卵に出会った。

以来、そのゆで卵にハマってしまって、これを売っているスーパーを見つけるまでは、

このゆで卵のためだけに、その病院の売店へ行ったことも。

 

入院食が物足りず、ふらりと入った売店。

菓子パンやコーヒー,カップ麺などを手に取り、ふと目に入った商品。

見た目何の変哲もないゆで卵が二玉、ネットに入って売られていた。

ゆで卵か・・・美味しそうじゃないか。

商品名は、"マジックパール"。

なにげなく、それを購入して病室で食べてみた。

 

 

 

タグに"味付"と表記されていたので、特に塩などは用意せず、

そのまま殻を割って、おもむろにかぶりついた。

うんまっっ!!

黄身が垂れないほどの、程よい堅めの半熟。

プリプリの白身としっとりとした黄身。

そして絶妙な塩加減。

卵の旨味がしっかりと味わえる。

 

 

 

こげな美味い、ゆで卵は初めてばい!

感激して、一気にふたつ食べてしまった。

坂東英二なら、10個,20個ペロリといきそう。

これまで、ゆで卵なんて買ったことがなかった。

ラーメンの具にと、味玉とか燻製卵とかは買ったことはあった。

それらは自宅で作るのが難しい。

だが、ゆで卵なんざ、鍋で生卵を茹でりゃあいいだけ。

それをわざわざ買う必要があって?

なんて思っていたものの、こうやって外出先でゆで卵が食べたくなることもあるよな。

そういえばキヨスクなんかでも、ゆで卵売っていたな。

 

退院の日にまとめ買いしたマジックパール。

 

ゆで卵、簡単に家庭で作れるとはいえ、

このマジックパールのように、絶妙なゆで加減と、ほどよい塩加減。

これを家庭で調整するのは至難の業。

塩加減は、まあ自分の匙加減ではあるが、

ゆで加減だけは、どうにもならない。

半熟過ぎると黄身がドロっとしてしまうし、固ゆで過ぎると黄身がパサパサになってしまう。

マジックパール、買って食べるだけの価値がある極上のゆで卵だ。

 

1個入りも販売されている。

 

しかし不思議なのが、塩味。

卵の殻そのままなのに、どうして中身に均一に塩味が付いているのか?

燻製卵なんかもそうだったが、殻ごとじっくり味を浸透させるのか?

長時間じっくりと塩茹ですれば、これが再現できるのだろうか?

ネットで調べてみたら、やはり殻のミクロの穴を通して、食塩の味を浸透させている模様。

ただし、その製法は企業秘密とのこと。

まさに"マジック”パール!

 

ラーメンの具にも最適だ。

画像はラーメンじゃなくて沖縄そば。

 

製造元は、兵庫県にある"西日本マジックパール株式会社”となっていた。

この社名・・・もしや、この商品のみで成り立っている会社か!?

ネット(インターネット)で調べてみたら、やはり、マジックパールのみ。

ネット(網の袋)入りかパック入りかの違いだけ。

ゆで卵のみで成り立つなんて、凄い会社じゃないか。

一日4万個も製造しているとのことなので、その数をみれば納得してしまう。

 

ネットに封入されている紙切れは、実は紙ナプキンになっている。

この会社、できる!

 

味玉や燻製卵は、味付けに当たり外れがある。

だが、このマジックパールは当たり外れがない。

そのまま食べても美味しいが、ラーメンやうどんの具にも最適。

レタスやキュウリと共に、パンに挟んでサンドイッチの具にしてもいい。

これを置いてあるスーパーやコンビニを把握したので、

寄った時には、必ずこれを買うようになった。

これを買って食べだしたら、もう自宅で卵をゆでることがなくなった。

ただ、マジックパール、電子レンジ不可なので、

アツアツのゆで卵が食べたいときは、自宅で作るかもしれないな。

  



2 コメント

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Unknown (れいな)
2016-11-17 09:08:43
こんにちは〜
確かにただのゆで卵をわざわざ買う事って無いですね。
しかし作る場合はパサパサ黄身もにゅるにゅる白身もイヤなのでその絶妙なタイミングで引き揚げるのが難しい。
ドラクエの「ねらいうち」よろしくぴったりの茹で加減に合わせられるスキルなどあったら良いのに。
それを量産できるという事ですねその会社は。
マジックパール、聞いた事ありませんでした。
意識して探してみようと思います。
そう、その塩味が殻も割らずにどうやって?
と思いながら読んでいました。
力任せにもんのすごく大量に塩を入れて茹でるとかではなさそうですね。
興味深いです。
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山本リンダ ()
2016-11-18 00:08:39
れいなさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
 
家庭でゆで卵を作ると、どうしても固ゆでになってしまうと思うんです。
熱湯で半熟卵や温泉卵が作れちゃう便利グッズなんかもあるようですが、
このマジックパールのように、程よい半熟ってのはないように思います。
 
料理のプロや料理好きの方は、「何分茹でて、この程度の固さ」って、
頭に入っちゃってるのかもしれませんが、素人じゃあね。
 
卵の殻には空気ならば通る程度のミクロ穴があるらしく、
その穴を通して塩分をしみ込ませるとのことですが、
空気は通しても水は通すことができません。
食塩水からナトリウム成分のみを殻を通す。
しかも黄身白身全体にまんべんなく・・・。
浸透圧か何かを利用しているのか?
よく判りませんが、やはり特殊な製法でやっているのでしょうね。
 
れいなさんが今もまだ兵庫在住ならば、
地元企業ですから、簡単に見つけられるかもしれません。
 
「ねらいうち」なんて特技ありましたっけ?
弓スキルかな?
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