よろず戯言

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金のどてかぼちゃ

2021-11-24 21:09:39 | ドラクエ

 

オンラインRPG、ドラゴンクエストⅩ。

先月末から今月頭まで開催されたハロウィンイベント、“集え!かぼちゃの元に2”。

前回の再演とのことで、まるっきり関心がわかず、

もとよりハロウィンに馴染みも大した思い入れもないため、

イベント開始されても、しばらくスルーしていた。

 

イベント初日、ジャックから届いた手紙。

 

11月になり、リアルでハロウィンが終了した頃、

ようやっと重い腰を上げて、イベント案内キャラのジャックに話しかける。

いや、イベント初日から話しかけてはいたのだが、

クエストを受注するには、白チャットで、

「トリック・オア・トリート!」と叫ばなければならない。

いちいちキーボード引っ張り出すのが面倒で、

参加が先送りになっていたというのが本当のところ。

 

ジャック。

 

「メリークリスマス!」「ハッピーバレンタイン!」もそうだけど、

毎回、毎回、チャットしなきゃ始まらないのが実に面倒。

よく使うセリフに登録しときなさいってことだろうが、

その作業自体も面倒で、プレイ9年経ってても未だに登録していない。

 

 

初期の頃は楽しくて、デフォルトセリフを消して、

ガンダムの名台詞をパロったりして、いろんなセリフを登録していたが、

プレイヤー間の交流がすっかり希薄になった今、白チャットはほとんど使わず。

キーボードもすっかり使わなくなり、埃をかぶっている。

もっとも、コロシアムや防衛軍、バトルトリニティなんかやってるガチ勢の方は、

今でもチャット機能、ガンガン使っているんだろうけどね。

 

 

そんな、自分の極度のものぐさ報告と白チャット疎遠状態は置いといて、

ハロウィンイベントに参加したのは11月に入ってから。

いつものようにレンタル衣裳を借りて、スウイ~ツランドに招待される。

三種類の衣裳から、いちばん無難な、カラス天狗みたいな衣裳を借りた。

フクロウ頭やら、エセ宇宙人っぽいスーツやら意味不明だ。

去年もなんか意味不明なのばかりだった気が・・・。

スター・ウォーズのジャワ族っぽくなれる衣裳にしたんだっけか?

 

イベント初日、初遭遇したイベント衣裳を着た他プレイヤー。

オーガなのだろう、リアル頭身のミミズク頭姿にぎょっとした。

 

ガラシの塔のそびえるスウィ~ツランド。

 

 

ジャックや魔女シュガー、そしてゾルベさんから説明を受ける。

ここら辺、うろ覚えだった前回の記憶がよみがえってくる。

ああそういや、そんなんだったな・・・と。

 

ジャックの父親であり、魔女シュガーの夫である、スウィ~ツランドの本来の統治者。

彼はスウィ~ツランド建国の際に力を使い果たし、

金のカボチャに姿を変えて長き眠りについているという。

統治者不在のまま、魔女シュガーが代行としてスウィ~ツランドを仕切ってきたが、

このたび妖精王の会合が、ここスウィ~ツランドで開催されることになり、

統治者不在でそれを開催するのは、訪れる他の王たちに無礼。

早急に、金のカボチャと化している、本来の王をもとの姿に戻さなければいけない。

主人公に、その手助けをしてくれないかと要請してくる。

 

 

 

王の復活方法を研究していたという、ゾルベさんからその方法のレクチャーを受ける。

ハロウィン衣裳を身にまとった状態で、他冒険者に「いいね!」する。

「いいね!」するのは、五大陸の各町のカボチャのオブジェの在るエリア。

そのエリアで条件が合っていれば、「いいね!」が「ハロイーネ!」に変化している。

「ハロイーネ!」を複数回やって、黄金のカボチャに復活するパワーを与えてくれとかなんとか。

・・・ああ、そういやそんなだったな。

すっかり忘れていた、これもおぼろげに思い出す。

 

 

 

さっそく元いた町、岳都ガタラへと戻る。

ハロウィンオブジェのあった、町のメイン広場。

人っこひとりいない・・・。

五大陸でもっとも賑わっているであろう、グレン城下町へ移動してみる。

人っこひとりいない・・・。

ジュレットの町,オルフェアの町,風の町アズラン・・・。

やっぱりいない・・・。

イベント開始初期は、ヘンテコ衣裳に身を包んだプレイヤーで賑わっていたのに・・・。

どうやらリアルハロウィンが終了し、イベント参加者も居なくなったようだ。

 

 

まあいい、最終日にゃ駆け込み参加者でまた賑わうだろうさ・・・。

そう思って、イベント最終日の夜。

岳都ガタラの広場でたたずむ。

人っこひとりいない・・・。

グレン城下町,ジュレットの町,オルフェアの町,風の町アズラン・・・。

いない・・・。

 

 

ドラキーマがイベント終了のアナウンスをしてくる。

ガタラに戻る。

ギリギリまでひとを待つ。

去年は確か、最終日にハロイーネ応援団が居たような。

駆け込みクリアのプレイヤーのため、ハロイーネ要員として、

カボチャオブジェの脇で待機してくれていたひとたちが居たのだ。

去年はそのおかげで、イベント終了ギリギリにクリアできた。

 

今年も自分がまだ参加しないうちに見かけたハロイーネ応援団(勝手に命名)。

昨年は最終日にこの方たちに助けられた。

 

タイムオーバー。

 

すまんジャック・・・。

 

すんません、スウィ~ツランドのみなさん。

 

・・・。

・・・・・。

今年はとうとう誰ひとり現れず。

ユリユリやデコリー、メンメちゃんらの視線が痛い。

とうとうタイムオーバー。

誰にも「ハロイーネ!」することなく終了した。

プレイヤーの多いサーバー1に移動してりゃ、クリアできたかもしれない。

だが、わしはサーバー21の住民じゃけん!

 

とうとうカボチャは復活せずじまい。

 

だが、ジャックからきちんとお礼の手紙は届く。

 

シュガー様はセクシーでお美しい。

白目むいてなければもっといいのだけど・・・。

 

スノーにはクリスマスイベントで、またすぐ再会できるな。

そういや妖精の女王は、ドラクエⅨの あのギャル妖精だったな。

 

ベラも来ていた。

今年は春イベントあったんだっけ?

 

ミローレも。

こいつは人なのか何なのか?

ヴィタルさんと師弟関係にあったってことは、人間なんだろうな。

 

みんな他種族への変身を楽しんでいたようだが、わしはドワーフを貫き通す。

 

スウィ~ツランドの住民たちはお菓子っぽい名前が多い。

 

甘党だと逆に眠れん。

 

どこかのサバンナのモグラ獣人たちの世界の物語のようだ。

 

屋内の小物も面白い。

 

外装はお菓子の家なのに、中にはコウモリとかトカゲの黒焼きとか・・・。

すごろクエストに、こんな回復アイテムがあったな。

 

全体報酬はしっかりともらった。

とりあえず飾ってみた。

食べられない・・・まさにどてかぼちゃ。

 

クリアできなくても いい。

マイペースでのんびりやろう。

二日連続、ジュレットの桟橋の同じ場所で仰向けになっていたプクリポさん。

 

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