台風一家の春祭り

　

オンラインRPG、ドラゴンクエストⅩ。

先月上旬に開催された春の季節イベント、“花散らす低気圧”。

今年もまた、妖精の女王、ポワン様の治める妖精の国が舞台。

いつものように、妖精ベラからの手紙でイベントが案内される。

　

ベラからの手紙。

　

　

さっそく岳都ガタラの民家に潜んでいる、ベラの元へ向かう。

しかし、なぜいつもこの民家に現れるのかね？

毎度のことながら半透明の姿で登場。

アストルティアでは普通の人には見えない存在のベラ。

主人公に見つけてもらえて、ホッとするのもいつものパターン。

また何かトラブルが発生して、春を呼ぶお祭りが開催できないでいるとのこと。

詳しい事情は向こうで話すからと、妖精の国へ案内される。

　

スライムベスの姿に変化。

　

妖精の国へ到着すると、自身の体がスライムベスに変わる。

これもまた毎度のこと。

アストルティアの住人は、妖精の国へやって来ると、

どういうわけだかスライムの姿になってしまう。

自分はオレンジ色のスライムベス。

キャラIDか何かで変身するスライムの色に法則でもあるのかな？

好きな色にチェンジできたが、スライムベスのまま進めることに。

　

　

　

出店も準備され、提灯やバルーンも飾られ、お祭りの準備は完了しているが、

空はどんよりしていて、雨がしとしと降っている。

ベラや他の住民に話を聞くと、空模様が悪く、嵐が来そうでお祭りが開催できないという。

ポワン様の話によると、嵐を呼ぶ魔物の仕業ではないかという。

その魔物は、本来は秋のはじめに現れるのだが、

いつもより早く来ているのではないか？という。

ポワン様の依頼で外の様子を見に行くことに。

　

　

　

ポワン様が嵐の気配に心当たりがあるという。

　

嵐を呼ぶ魔物の有力情報。

　

西の門から妖精の国の外へ出る。

あ、外も含めて妖精の国なんだっけ？

しばらく歩いた先に、ゴツくて見たこともない魔物が･･･！

名前はタイフゥ。

なるほど･･･台風ね。

嵐を呼ぶ魔物ってのは、コイツに違いないっ！

　

　

話かけると、やけに機嫌が悪い。

ポワン様が言っていた、秋の前に嵐を呼ぶ魔物で間違いなかったが、

タイフゥは、とある事情でむしゃくしゃしており、

機嫌と連動して低気圧を呼び寄せているらしい。

タイフゥの機嫌が直れば、天気も良くなるそうだが、

そのために、ケンカを見たいと言ってくる。

むちゃくちゃだ。

　

　

タイフゥはケンカ･･･つまりバトルを見るのが好きで、

バトルを見ると、スカッとするそうだ。

だが、ここは平和な妖精の国。

妖精もモンスターも仲良く暮らす世界。

誰ひとりバトルなんてしておらず、タイフゥの機嫌は悪いまま。

　

そこでタイフゥが妙案を思いつく。

主人公にバトルを見せろと要求してくる。

妖精の国では相手がいないので、アストルティアで観戦したいという。

さらに、主人公の格好が気に入らないから、

バトルが盛り上がる衣裳を着てから来いという。

　

　

いったん妖精の国へと戻り、

ポワン様へ、タイフゥのことをかくかくしかじか報告。

するとポワン様、バトルが盛り上がる衣裳を用意するため、

ウデの良い裁縫職人を紹介してくれる。

おいおい、妖精の女王が無益なケンカを否定せず、推し進めるのかよ？

妖精の国の天気優先･･･つまり、春のお祭り開催が大事なんだな。

　

ポワン様の立場だと、ケンカは否定なり批判なりすると思うのだけど･･･。

　

ポワン様に紹介された裁縫職人に会うため、ジュレットの町のさいほうギルドへ―。

そこの二階に、紹介された職人、アーレルさんが居た。

特殊なキャラかと思ったら、ふつうのウェディ♀だった。

さいほう職人衣裳と、おだんごヘアーが素敵。

話しかけると、既にポワン様からの話が通っており、

さっそくバトルが盛り上がりそうな衣裳を作ってくださる。

　

　

二種類のうちひとつを選べとのことで、

二択だが、男女別の二種類。

迷うことなく男性用の春風応援団衣裳を借りる。

女装趣味はないからね。

しかしこれ･･･応援団ってのは解るんだけど、

バトルする本人がこれ着てて、盛り上がるかね･･･？

　

　

春風応援団衣裳（男性用）

　

春風チアーズ衣裳（女性用）は、トップスがイエローになり、

ズボンがスカートに変わり、靴下がルーズソックスになる。

　

恒例の他種族との比較。

　

オーガ♀はたまらない。

　

アーレルさんに作ってもらった、春風応援団衣裳を身にまとい、

タイフゥが指定したケンカの場所、カミハルムイ城南門前へ向かう。

すると、タイフゥは既に待ちわびていた。

春風応援団衣裳を見るなり、気に入って（なんで！？）既にテンションが上がる。

さっそく指定したモンスターとバトルして来いという。

　

そうか･･･？

　

対象のモンスターは、ピンクモーモン。

この辺にうじゃうじゃ居るザコモンスターだ。

Ver.1の頃、ピンクモーモン狩りのパーティで、この辺はいつも賑やかだったっけ。

自分もフレンドとよく狩ったもんだ。

たまにベロベロとエンカウントして瀕死になったり、

それこそ運悪くサブナックに遭遇しようものなら、勝ち目はなかった･･･。

　

さっそくピンクモーモン狩りに出発！

･･･。

･････。

あれ？

いない。

いつもその辺にウジャウジャ居るのに、一匹もいやしない。

このイベントで、皆が狩りまくって、タイフゥの近くからピンクモーモンが消えている。

ドルボードでしばらく走っても見当たらない。

けっきょく北東部の川を渡ったあたりまで移動してようやっと遭遇。

ピンクモーモンも、こんなに大量に狩られたの、Ver.1以来だろうな。

　

ピンクモーモンがまったく居ない･･･！

　

ピンクモーモンを4匹倒すと、タイフゥの機嫌が直る。

ご機嫌になったタイフゥに呼び戻され、

妖精の国の天気も良くなっているはずだから、天気を確かめて来いという。

またベラに話しかけ、妖精の国へと向かう。

ベラが言うには、確かに天気に変化があったという。

　

ピンクモーモン4匹で機嫌が直るタイフゥ。

　

　

　

　

　

　

　

　

妖精の国へ戻ってきたが、天気は依然どんよりとしたまま。

雨は止んで晴れそうではあるが、嵐が来そうな気配はまだ消えていない。

嵐が来ないと分かるまで、祭りは開催できないという。

タイフゥの機嫌は直ったのに、低気圧は残ったままだった。

　

困っているポワン様や主人公の前に、突然竜巻が発生。

さっそうとタイフゥが現れた！

タイフゥは祭りを邪魔したことをポワン様へお詫びし、嵐を呼ぶつもりはないと言う。

主人公にお礼を渡し忘れたからと、やって来たのだった。

そうして主人公に、大嵐メダルなるものを手渡すタイフゥ。

　

　

大嵐メダル、最初、コイツと戦えるボスコインか何かかと思った。

　

　

タイフゥはご機嫌になったのに、嵐の気配が消えない。

ポワン様がそのことをタイフゥに訊ねると、タイフゥが語りだす。

機嫌は直ったけれど、心の傷が癒えない･･･。

なんでも、妻と子に逃げられてしまい、ふさぎ込んでしまっていた。

かわいそうに･･･解るぞその気持ち･･･わしも同じ体験をしてるからな！

　

悲痛な叫びをあげるタイフゥ。

妻と子の名前を叫ぶ。

！

この名前、見覚えあるぞ･･･？

･･･妖精の国でお祭りを楽しみにしていた人間の母子だ！

タイフゥの叫び声を聞きつけて、二人がやって来た。

　

　

台風，ハリケーン，トルネードか･･･。

　

ここで魔物家族の感動シーン。

タイフゥの奥さん、トーネェさん。

家族三人でお祭りに行こうと思っていたけれど、いつまでも昼寝していて起きないタイフゥ。

あきらめて、娘のハリケェちゃんと二人だけで祭りに行くことに。

タイフゥが目覚めると、姿がない妻子と書置き。

その書置きで、タイフゥは妻子に捨てられ逃げられたと勘違いしていただけだった。

　

トーネェさんとハリケェちゃんも魔物だが、

妖精の国へやって来ると、姿が人間に変わっていたという。

なるほど、自分たちがスライムに変化するのと逆パターンか。

･･･じゃ、タイフゥはなぜ魔物の姿のまま･･･？

それにしても書置きが言葉足らずだったのは、やっぱり魔物たるゆえんか。

セラフィもそうだった。

　

美人さんだけど、本当の姿はタイフゥ♀バージョンなんだよね？

　

この子の本当の姿は、ちっちゃいタイフゥみたいなのかな？

　

妻子に捨てられたと思っていたのは、タイフゥの勘違い。

実際は夫婦仲はすこぶる円満で、家族円満な家庭だった。

勘違いに気付き、トーネェさんの愛を再確認したタイフゥ。

真っ赤にヒートアップして喜ぶ。

すると、低気圧が一気に高気圧に変わり、みるみる天気が回復。

晴れて祭りが開催できるように。

　

　

　

　

こうして妖精の国は無事に春のお祭りを開催。

トーネェさんとハリケェちゃん含め、楽しいひととき。

タイフゥだけは、また低気圧を呼んでしまって、

お祭りの邪魔をしては悪いから･･･という理由で、ひとり妖精の国を去っていく。

なんかかわいそう。

　

アンタだけ、なぜドラゴスライムに？

チートやん。

　

いや、ぶちのめしてはいないです。

　

　

イッカリサンって？

あんたが怒ったら、また竜巻とか発生させてしまうんじゃ･･･？

　

ひとり妖精の国を去ったタイフゥだけど･･･。

　

イベント自体はここで終わりだったが、任意で続きをプレイできた。

妖精の国を去ったタイフゥだったが、ケンカが見たいっ！ってことで、

その後も五大陸の各地に出現。

指定したモンスターを5分以内にどれだけ倒すかで、タイフゥの気分アゲアゲ度が上がり、

その得点に応じて、大嵐メダルがもらえるというもの。

　

五大陸の中間エリアでのバトルなので、敵はホイホイ倒せるのだが、

参加者が少ないと思ったようにポイントが稼げない。

　

ポイントが少ないと、タイフゥの後ろの輪っかの光も少ない。

　

大嵐メダル･･･。

トーネェさん曰く、タイフゥお手製の粗末で何の役にも立たない代物。

そんなものをもらった主人公がしのびないので、

その枚数に応じて、景品と交換してくれるという。

自分の夫の作ったものをボロカス言い過ぎだろ。

というか、ラッカランのメダル王なら価値を見出してくれるかもしれない。　

　

ちょっと言い過ぎ･･･。

　

景品をみたけれど、これといって欲しいものはなく･･･。

せっかくなので、春風応援団ポーチだけもらった。

ふだん傘アイテムは、葉っぱの傘を常備しているので、

ポーチとかリュックの類は装備することはないのだけどね。　

　

今年の春イベント、なかなか楽しかった。

ぽつんと居るタイフゥが不憫で、ポーチもらった後も、大嵐メダルかせぎを何度かやった。

はた迷惑なやつだったけれど、なんだか憎めないキャラだった。

昨年の春イベントは、あいにくプレイできなかったが、

ネモフィラって花の名前の新キャラが気になっていた。

いつか再演しないかな？

　

もらった春風応援団ポーチ。

こじんまりしてて地味目なアイテム。

　

今回買った新作家具は、この一点だけ。

お花の天井飾り。

カラフルな春の花々が垂れる、花好きにはたまらない一品。

アネモネ，パンジー，ルピナス，スイートピー，チューリップ，ムスカリが垂れる。

　

さいほうギルドで、今さらレシピを覚える。

おかしいな･･本棚は片っ端から調べているつもりだったのに･･･。

　

さいほうギルドで、今さら赤宝箱を見つける。

こんな目立つ場所にあるのに･･･持ち物いっぱいで取っていなかったとかかな？

それにしても、麻の糸×5って･･･。

　

イベント終了後、ベラから届いたお礼の手紙。

　

　

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