よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

ぱふぱふ天国

2022-05-01 22:35:03 | ドラクエ

 

先月1日。

ドラクエⅩで毎年恒例のエイプリルフールイベントが開催された。

イベントといっても、公式で事前発表があるわけでなく、

毎回、プレイヤーを驚かせてくれるようなお遊び要素満載の粋なイベント。

昨年はあいにく参加できなかったが、今年はその一部を味わうことができた。

 

まず最初に遭遇したのが、家の前にバトンちゃん。

いや、バトンちゃんに扮したプクリポ三姉妹の末妹、

“リポンちゃん”ことリポちゃん。

何年か前のエイプリルフールにも同じことがあったっけ。

 

 

本家バトンちゃんと同じく、

お題に答えて同じ住宅村の他のプレイヤーの家までバトンを回すというもの。

今回のリポンちゃんのお題は、「面白かったエイプリルフールの嘘を教えて!」

 

いや、エイプリルフールって実生活でやるひとおるの?

企業とかがツイッターなんかでイベント的にやっているのはあるけれど、

例えば家族間とか、友達間とか、職場でとか、

エイプリルフールで冗談仕込むひとっておる?

わしはこれまで遭遇したことがないのだけど?

もちろん自分でやろうとしたこともない。

 

 

リポンちゃんのバトンを届けていたら、フレンドからチャットが入る。

「邪神の宮殿って行ったことあります?」

以前、ランドン山脈山頂付近をうろついていたとき、

それまでなかった、怪しいもやのかかった一角を発見。

なんだろう・・・?って入ったことはあったが、それが邪神の宮殿の入口だった。

「お前にゃまだ挑む資格はねえ!」みたいなことを言われて門前払いされた覚え。

 

「前に一度行ったことありますが、門前払いされました。」

チャットしてきたフレンドに返答する。

邪神の宮殿に誘おうってのなら、お断りだ。

・・・というか、門前払いされて、そもそもチャレンジすることができない。

 

しかしフレンドは邪神の宮殿に自分を誘おうとしたわけでなかった。

「なんか、すごいことになってます!」

「すごいこと?」

「来てみればわかりますよ。詳しくは言いませんが、ドラクエの“伝統”です。」

 

ドラクエの伝統?

“ゆうべはおたのしみでしたね”かな?

“へんじがない、ただのしかばねのようだ・・・”かな?

“せかいのはんぶんをおまえにやろう!”かな?

“ドラクエの伝統”と言われて、うまく思いつかず、

おっしゃっていることがよく判らないが、

ふだんあまりチャットしてこないフレンドがなんだか興奮した様子。

 

ランドン山脈山頂付近にある、邪神の宮殿の入口。

 

日課を済ませて、ランドン山脈山頂付近へ行ってみた。

フロストギズモが徘徊している中央付近。

そこに禍々しいもやを発生させる洞窟があった。

ああ、ここだここだ。

以前入って門前払いされてしまった、邪神の宮殿の入口。

フレンドが言ってたことが何なのだろうかと入ってみた。

 

とくに変わった様子は・・・。

目の前の階段の先に、デスピサロというか災厄の王みたいな巨大なオブジェ。

それが両手の剣をゆらゆら揺らしてたたずんでいる。

だが、その瞳がハート型で、なおかつ怪しいピンク色に光り、

周囲にもハートを浮かべている。

なんだこれ・・・?

この場所に似つかわしくない・・・。

 

 

邪神の宮殿自体は、やっぱりまだ門前払いだ。

  

邪神の宮殿にふだん来ないのに、ひと目見てそれに違和感を抱く。

なるほど、フレンドが言っていたのはこれに違いない。

案の定、その辺りに他のプレイヤーが集まっている。

自分も意を決して、そのハートが出てくる災厄の王みたいなオブジェの施設に突入した。

 

―――。

 

一面ピンクな部屋に。

 

 

目の前にウェブニーちゃん。

こないだのバレンタインイベント、

アストルティア・クイーンコンテストで優勝したプクリポの子だ。

 

 

「いらっしゃいませ、ここは ぱふぱふ天国。」

「あなたの心と体を癒す場所です!」

 

ピンク色に染まった部屋。

なごやかな音楽。

ついたてに囲まれたベッド。

そして、ぱふぱふ天国というネーミング!

これは・・・ドラクエ名物“ぱふぱふ”だ!

Ⅹにもぱふぱふがあったのだ!

 

 

しかし・・・相手がプクリポってのは、ちょっと・・・。

ぱふぱふってのは、もっとこうボインなおネエちゃんじゃなきゃ・・・。

そう思いつつも、過去作のぱふぱふを思い出す。

どうせ、ドラゴンボールのような、ちゃんとした“ぱふぱふ”じゃないんだろうな。

ドラクエのぱふぱふはいつも騙されてきた。

 

 

明かりを消される。

真っ暗闇の中、なにかマッサージ的なものを施される主人公。

意味深なセリフで施術を続ける、ウェブニーちゃん。

そして、主人公は次第に体が火照ってゆき、

最後は“とっても気持ちよくなった”で終了。

 

 

「わしの ぱふぱふはいいだろう。」

明かりが点く。

目の前にはごついあらくれの姿。

・・・。

わかってた。

わかってたけど。

 

 

 

もう一度入りなおす。

すると今度は、セラフィが登場!!

うぉーセラフィのぱふぱふとな!

ちょっと大きさ的に心許ない気がしないでもないが悪くはない。

 

 

しかし名前をよく見ると、“セイラ”となっていた。

そういやウェブニーちゃんも、“クモモ”になっていた。

ウェブニーちゃんの場合は、プクリポ名と魔物名でもあるのかな?なんて思ったが、

さてはこれ、キャバクラとかスナックとか、風俗店なんかで用いられる源氏名だな。

 

 

 

 

まあ、セラフィもけっきょくは、あらくれのぱふぱふ。

その後、すべてのキャラでやってみた。

3人目でヴァレリア様が登場して興奮した。

これこれ!

このサイズなきゃ、ぱふぱふは成立しないっ!

その後は野郎が登場して、勘弁してくれ!と思ったが、

女性であっても、けっきょくはあらくれのぱふぱふを食らうわけだから、

どれ選んでも結果は同じ。

 

ヴァレリア様キターーー!

・・・とテンション上がるが、けっきょくはあらくれ。

 

誰だよお前・・・というかお前は男じゃねえのかよ!

 

げぇっ・・・!

大嫌いなヒューザまで出てきやがった、源氏名でコイツを予想できなかったよ。

女性プレイヤーはメロメロだったんだろうな。

 

こんなムサ苦しい野郎に、ぱふぱふなんてされたくねえ!

 

誰でやっても、けっきょくはこのあらくれ、親方テンゴ。

 

チェンジ頼むと心が痛む。

 

ふだんはあそこが天獄ってとこなのね。

 

全キャラ全パターンを堪能して、ぱふぱふ天国を後にする。

なるほど、これもエイプリルフールイベントのひとつだったか。

ふだん、“天獄”と呼ばれている場所が、この施設なのかな?

邪神の宮殿はやったことないからよく知らない。

 

その後、やたら偽ワルド水源に行っているフレンドが多いのが気になる。

さては、ここでも何かやってんな?

そう思って行ってみると、湖上の休息地の手前から、もうアドバルーンが見えた。

これは・・・昨年あったという、ウーォータースライダークか!

昨年やりそびれてて、すごい残念だったやつだ。

 

 

さっそくウォータースライダーの建設予定地に行くと、

花輪まであげられていて、めでたく開業。

しかし・・・ここまできて怖気づく。

迷宮コインボスのスライダークなんて足手まといにしかならない。

そのスライダークよりも強いとの噂の、ウォータースライダーク。

見知らぬひとらとのマッチングで挑む勇気がなかった・・・。

とりあえず花輪とアドバルーンだけ拝んで退散した。

ウォータースライダークの姿を見ることはできなかった・・・。

 

1日限定開業。

 

その後、初期村や初期エリアに行ってるひとも多数。

これもまた何かあるなと睨んでアグラニの町へ。

ピンと来て、ラニアッカ断層帯で、クーちゃんに出会う。

これは懐かしいっ!

一番最初のエイプリルフールイベントが確かこれだった。

みんなダマされて、がっかりしたっけ。

 

メタル迷宮招待券やらエンゼルスライム帽やらが充実してる昨今、

そんな鼻ふくらませて怒るプレイヤーなんて居ないっしょ。

 

そんなこんなで今年のエイプリルフールは盛りだくさんだった。

この他にも迷宮や強ボス、レモンハルトなど、

バトルコンテンツにもネタが満載されていたようだが、

ウォータースライダークもそうだけど、そういうのは苦手なので触れなかった。

今年のエイプリルフールはこれまでの総集編みたいな感じだった。

この大盤振る舞い、なにがあったんだろう?

 

クーちゃんから、しぐさ書、ネタ「メタキン」をもらう。

右端が自分。

 

これまでのネタの総集編で、サービス終了も近いか・・・?

なんて邪推したけれど、その言葉を信じるよ、クーちゃん。

単に10周年だったから?

 

あんたそれ思わせぶり確信犯だろ。

 

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