武の釣り日誌

5歳でハゼを釣りを始めた少年が釣りに目覚めていく格闘の日々

哀悼

2018-08-18 14:54:03 | Weblog
先日釣り仲間の浜本幸二さんが53歳という若さでお亡くなりになられました。

今年の梅雨にガンが発覚し、闘病されてわずか2ヶ月のことでした

3回ほどお見舞いに行かせていただきましたが、励みになればと思い行っているのにも関わらず、逆にいつも励まされたりアドバイスを頂いてました

一時的に自宅療養されている間にも一度釣りに行かせていただきましたが、その時も多くのことを教わりました

そして、今日葬儀に参列させていただきました。
浜本さんの人柄が本当によくわかる葬儀で、大勢の方がお越しになられていました。


はじめて浜本さんとお会いしたのは10年ほど前でした
当時の印象は豪快で勢いのあるストレートな性格だなぁーと思ったのを覚えています

それからしばらくして極釣会のトーナメントで再開し、徐々に親交が深くなりました

その後は報知グレや極釣会のトーナメントやヤイバ磯祭りなどいろいろな大会で会う度に浜本さんらしい挨拶をしてくださり愛を感じました

釣りの技術も卓越しており、ダイワ関係の大会では超強豪として全国に名を馳せ、マスターズでは2006に準優勝もされておられます

釣りのご指導もかなり受けました

そんな浜本さんの釣りは一言で言えば豪快そのもの

とにかくガン玉使いが上手で、なかなか真似できないようなハッキリとした切り替えと戦略でした

昨年のトーナメントに参加していただいた時には、猛暑で選手が熱中症になるのでは?と心配して、1万円分の飲み物を協賛してくださるなど、本当男気のある人でした


昨年のマルキューのチヌフェスティバルIN広島の決勝の時もバチンと肩を叩いておめでとうと言ってくれたのを思い出します

広島勢が磯釣りのトーナメントでは勢いがあり、強いとされていますが、浜本さんをはじめ多くの先輩方が情報を共有してみんなで切磋琢磨した結果と思っています

トーナメントの第一線でいつも活躍していた人でどの大会にもいつもおられる印象

そして、笑い話や自慢話などで賑やかにして笑顔にしてくれる人でした

もう会えないと思うと本当に寂しいです
いつも「武ぃ〜なんしに来たんや!なにぃ〜まぁー頑張れよ!」と言ってくれていたのがもう聞けないと思うと悲しいです

生涯を掛けてマスターズと銀狼カップの全国制覇を目指しておられたのですが、それも叶わぬまま…

しかし、各種大会で多く優勝されておられ、強豪ひしめく広島でもトップクラスの名手でした

そして、勝負強い浜本さんは最後の最後まで本当によく頑張られたと聞き、流石浜本さん絶対諦めない強い人だと思いました





浜さんいつも気にかけてくれてありがとう
いつも嬉しそうに自慢してくれた離島遠征のグレ釣り一緒に行きたかったですよ
まだタナゴ岩のチヌの釣り方も聞けてなかったですし、遠投勝負もしてないし、まだまだいっぱいやり残した事沢山ありましたね
だけど、浜さんといっぱい話しもして相談もしてバカな話しもして、大会した時にはすごく協力や気遣いもしてもらえて本当に嬉しかったですし、出会えてよかったです
どこか大げさだけど自分に正直でまっすぐ浜さんは人間らしくて大好きでしたよ
浜さんから教えてもらった一番大切なこと、人としてどうあるべきか、まだまだ僕は未熟だけど浜さんのように多くの人から愛される人になるように努力します

いつまでも心に残る釣り人です



最後までになりましたが、浜さん可愛がってくれてありがとうございました

ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
ご冥福をお祈りいたします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿