“ママノリア日記

ママノリアの独り言

花咲くころ

2007年05月19日 | アリノママノリアの日々



HANASAKUKORO

胸の中で、
花咲くころ。

僕は誰かを疲れさせていて。

白い帽子をカブッタ料理人。
おいしい料理をいつも出すよ。

眼鏡をかけた、おじさん、今日は少し不機嫌だね。

花咲くころには機嫌は直るかな。

疲れるのは、僕も一緒だよ、
おじさんと一緒だよ。

だから僕も本当は少しだけ悩んでいるんだ。

でも、半ば諦めかけていて。

でもおじさんのこと嫌いじゃないんだ、本当は大好き。
だから、本当はおじさんが疲れるのは嫌なんだ。

ねぇ、花が咲こうとしているよ、おじさん、見える?
子守唄も聞こえてくるね。

僕のね、胸にも一凛の花が風に吹かれて飛んできたよ。
なんだか寂しいね。
でも微笑ましいね。


ねぇおじさん、一緒に笑ってくれる?
僕と一緒にね。

でも本当にうれしいときにしてほしんだ。
だっておじさん疲れるの僕は嫌だから。


五月に、やっと花が咲くんだね。

綺麗。
本当に綺麗だよ。

おじさん