“ママノリア日記

ママノリアの独り言

嬉し楽し人の縁

2007年05月25日 | アリノママノリアの日々

僕が、大学生の時によく路上で音楽をしてました。町田、海老名、新百合ヶ丘、相模大野…。
相模大野で歌っているとき、毎日のように聞いてくれる人がいました。いつも犬を連れてきて、その犬と一緒に聞いてくれていたのです。
何年も経って僕が軽井沢からライブに東京に出てくるようになった今でも、たまにライブに遊びに来てくれるんです。
僕らがメジャーのレーベルと契約したとき、その人はインディーズのレーベルでマネージメントをするようになってました。それでも僕らのライブを見に来てくれていました。

やがてメジャーのレーベルと契約を辞めた僕らですが、その人からの電話は変わらずにかかってきました。
僕らの音楽が好きでずっと聞いてくれる人。僕は今更ながら気付いたんです。

宝物。

ずっと前からCDを出さないかって誘われていましたが、今その人の重要性に気づやっといたんです。
色んな経験をしてきました。そして信頼できる人と音楽がしたい、そう強く思うのです。
CDをそのレーベルから出してみようと決意しました。

昔、たっちゃんと二人がむしゃらに夢に向かっていた頃から今の今まで、こんなに長く聞いてくれた人。

この縁は大事なものだと感じてます、そして幸せな気分になるんです。

大きな声で言えるんです、「ありがとう」って。

「ありがとう!」


たけし