“ママノリア日記

ママノリアの独り言

あそこのおじいちゃん

2009年08月23日 | アリノママノリアの日々
あそこのおじいちゃんちにたどり着くまでに、いくつかのカーブをまがり、何人かの人とすれ違い、時にお話をして。

田んぼのあぜ道を抜けて、二つ目を左に曲がるとあそこのおじいちゃんちだ。


おじいちゃんのお話はとても長いから、たどり着く前にコンビニで弁当を買って食べる。


今日はどんなお話が聞けるんだろう??


あそこのおじいちゃんは、いい人。

いい人に理屈はない。
とにかくいい人だ。

だってこんな僕を可愛がってくれるのだから。

毎週毎週、あそこのおじいちゃんに会いに行くのが、僕の仕事。
そして毎週毎週僕に話してくれるのがおじいちゃんの仕事。


一回きりじゃない、素晴らしさ。


それがおじいちゃんの素晴らしさ。
だから一生懸命、耳を傾けるよ。
一生懸命心も傾けるよ。
だっておじいちゃん一生懸命だから。


今日も長かったおじいちゃんのお話。

それでも、その時間が、とても大切だと家に帰っていつも思うよ。


おじいちゃんのお話の本質。


それはきっとゴミ捨て場の歌のよう。



いつも問いかけてくる。



あなたにとっての優しさは何??
あなたにとっての思いやりは何??
何かを守るためすべてを捧げられますか??


十代のころ反発していた、自分を思い出す。
そして現状に胡坐をかきはじめた自分にきづく。


何かを手に入れるために、何かを捨てなければならない。
よくあるセリフ。


しかし、それが何かにすべてを捧げることかもしれない。
しかし、それが間違っていることかもしれない。


ない頭が少し動くよ。


とにもかくにも。


ありがとう、あそこのおじいちゃん。
また来週。


SATDAY・・・