水泳をしてお風呂に入って汗を流して一人家路に向かう。
心が真っさらな夜。
一歩足を運ぶたび、一つ零れる涙。
日々を駆け抜けている時、僕らは一生懸命だから沢山のモノがただただ通過して行くけど、一つ休息がとれた時、駆け抜けた日々の頑張った断片は涙となって自分を癒す。
頑張ってる陰でいつも誰かの優しい想いがあるということ。
自分への慰めよりも他者への感謝が支配して。
また一つ頬を伝う涙。
一人一人の顔が浮かんで、一人一人にありがとうを。
ありがとうを言った分だけ頬を伝う涙。
一つの涙には沢山の愛が溢れていて。
一つ涙を流すたび僕は優しくなれるよ。
全てに、感謝を。
2.15