“ママノリア日記

ママノリアの独り言

逃亡犯

2005年11月11日 | アリノママノリアの日々

僕は、とある漫画喫茶でバイトしているが、お金払わないでバックレル人がたまにいてもう僕は怒りに怒っていた。

 
僕が働いている所は外にトイレがあるというのも問題だが「トイレに行ってきます」って愛想良く言って何時間も帰ってこない。
おかしいなーと思ったときはもうすでに遅い。

トイレばっくれ作戦に見事にはまってしまう。

僕ね、そういう奴の顔って絶対忘れないんですよ。
ほんとに。っていうか悔しくて眠れないんですよ。ジュースもただで飲みたい放題、インターネットもやりたい放題。しかも逃亡犯の一人は自発的な性的行為をしている。あのね、俺があんたの後始末してんだよ。自分の後始末で精一杯なの。


きっとその逃亡犯は僕をなめていたのであろう。


昨日の深夜また来た。
僕はしっかり彼の顔を覚えている。
ていうか、俺をなめんなよって感じ。

彼は五時間ほどすると用が終わったようで(間違いなく、性的自発的行為)そろそろ逃げる準備を始めていた。
とっ捕まえようとしている僕に気づくはずもない。

ついに彼は動いた。カウンターに来て、「トイレどこですか?」
っていうかこの前は、トイレのある場所しってたじゃねーか。
そして僕は言った。満面の笑みで。「入り口でてすぐ左です☆」
そして、彼が歩くすぐ後ろについて、一緒にトイレに入った。
彼が、トイレから出る。
すぐ続いて僕もトイレから出る。

逃げられないでしょ。ふふふ・・・お金を払うまでいつまでもついていくわよ・・・。

彼は、その後も二度トイレに行った。僕は、電話する振りと、掃除する振りで便所の前のスペースで待ち構えた。

だから、お金を払うまで逃がさないわよ・・・。

さすがに逃亡犯の顔が引きつってきた。僕に対して、気づかれているのではないかという気持ちになったであろう。
しばらく彼は、部屋の中でじっとしていた。

もう僕らの攻防が始まってから、二時間程経過している。

逃亡犯さん、早くしないとお金どんどん増えていっちゃうわよ♪あなたがここに着てからもう7時間よ、しかもパック使ってないから、早く出ないとメチャクチャ高いわよ♪

僕の勤務時間もそろそろ終わる、次は、店長にバトンタッチだ。店長にその旨伝えて僕は帰った。

かれは、店長にも同じこと(トイレ引っ付き作戦)をされて、何十時間もここにいた。だが、ほかのお客さんがお会計をしている時に強行して逃亡犯が逃げようとしたらしいが、まんまと店長に捕まった。

そして彼はたかだかマンが喫茶で、莫大なお金を払うことになった。

ほんとすっきりした。ほんとに・・・・。

お金を払ってください。それから、トイレに行くとかのせこいやり方じゃなくて堂々と、「俺はこれから逃げようと思う」と言ってくれたら、僕は迷わず「どうぞ」って言いますよ☆