公立小学校1年生、2011年度は35人学級でスタートします。他の学年は「検討」が法に明示されましたが、これは国と地方自治体の予算次第。35人学級でスタートする新一年生も、二年進級時に35人が維持されるかは未定。子ども人口の少ない自治体では、今まで通りクラス数の調整でしのぐことになりそうです。PISAにおいて高い結果をだしたフィンランドなどでは、学校教員の専門性が高く、大学での体系的な教育理論が学校現場に生かされる仕組みができています。免許を取得した後は、先生方の意識と努力に任されることの多かった日本の公教育に欠けている点です。その改善策として、教員免許更新制と大学で6年学ぶ修士化が挙げられました。
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