べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

「体育祭シーズン、体調が…」

2014年05月10日 | 保護者からご相談
 中学高校で体育祭シーズンが始まります。

 日差しも強く、アレルギーのある子にとってきつい季節です。この時期の学習進度はゆっくりですから、体調を整えることを優先して覚えていきましょう。


 まずは、病院にかかること。ここ十年で副作用も少なく個人の体質に合った薬が増えました。アトピーになるメカニズムも解明されつつあり、今後もより効果のある治療が期待されます。

 親御さんの役割は、具体的な対処法をひとつ実行させてあげること。誰かが"悪い"わけじゃありません。当人にとってはアレルギーのある状態が当たり前なので、あきらめているようにも見えてしまいます。ひと押しだけしてあげてください。


鼻アレルギー/アレルギー性鼻炎、花粉症

>抗原の除去と回避は治療の基本ですので、必ず行うようにして下さい。また、アレルギー性鼻炎、とくに花粉症では、様々な民間療法が氾濫(はんらん)していますが、なるべく標準的な治療法を選択して下さい。

アトピー性皮膚炎

>食事は基本的には制限する必要はありません。ただ、多くはありませんが、とくに2歳以下では食べ物が症状の悪化に関係することはありえます。その際、特異的IgE抗体が陽性というだけで制限するのではなく、その食べ物を除去してよくなること、食べると悪化することを必ず実際に確認してから制限を行う必要があります。

>ほこり、汗などの汚れや細菌感染は炎症の悪循環の引き金になることがあるので、入浴し石鹸を使って汚れを落とすことはスキンケアの上で重要です。その際、擦りすぎないように注意し、入浴後は保湿剤を塗って皮膚のバリアを強くしておくのがよいでしょう。

>眼のまわりは決して叩いたり、擦ったりしないようにすることは大変大事です。網膜剥離(もうまくはくり)や白内障など眼の合併症予防のためにも、引っ掻くもとになる顔面の皮疹はきちんと治療しておく必要があります。いろいろな皮膚の感染症も生じやすいため、いつもと違う皮疹がでていたら早めに皮膚科に相談するのがよいと思います。


 わたし自身、アレルギー性鼻炎とアトピーがひどく、学校を欠席していた時期もありました。病院や食事以外で、こんなこともやってます。

 鼻の入り口付近の産毛を剃る。ベビー綿棒と消毒用アルコールで鼻の穴を洗う。ぬるめのお湯で洗顔と鼻うがい。

 ツメを短めに。かゆみのある部分を洗った後に、消毒用イソジンや薄めたヨードチンキを塗る。ぬるめの天然温泉に一時間以上つかる。


 石鹸で手を洗うこと。当たり前のように思ってはいてもできてません。患部が広い場合は効果が高いと思います。かゆみや痛みから患部を無意識に触っているからです。症状が軽減され治りが早くなります。

 鼻マスクや鼻炎用鼻ブリッジも目立たないものがでています。病院と相談しながら、まずひとつ試してみましょう。


 大丈夫。けっこうなんとかなるものだから。(塾長)


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