風にまかせてふわふわり。。。

生きていると色んなことがある。

鍵っ子

2005年04月19日 22時42分28秒 | 子どものこと
 私は、小学校に入ったと同時に、鍵っ子だった。


 はっきり言って、それはすごくイヤなことだったので、自分の子供にはそういう思いはさせたくなかった。
幸いにも、私は働きに行かなくてもいい状況にあったし、私自身外に働きにも行きたいとは思わなかったので、子どもを鍵っ子にせずにすんだ。
子どもが 「いいよ」  と言ってくれるまでは、鍵を持たせないつもりだった。


 去年の秋から、市民講座の英会話に行き始めた。
春からも更新しようとしたところ、なんと時間が変更になり、子どもが学校から帰る時間に間に合わないことが分かった。

 
 何とか続けて行きたい…でも鍵は持たせたくない…私の心の中では、葛藤が続いた。
連れ合いに相談すると、「やめとけ」の言葉。
「そうやなぁ~」と思いつつ、やっぱりもう少し続けたい。


 私は子どもに相談した。
子どもは、言ってくれた。
「ホントはイヤやけど、お母ちゃんが行きたいんやったらいいよ」 って…。




 昨日がその英会話の、春期初日だった。
彼は前日から、家の鍵をカバンの中に入れて、登校した。
授業の終わった私が大急ぎで電話をかけると、
「何?ん?終わったん?」と面倒くさそうに話して、電話を切った。


 夜、話をしていると、自分で鍵を開けて家に入るのは、ちょっと楽しかったらしい。
一週間に2,3日くらいなら、鍵っ子もいいそうだ。


 甘えん坊のわがままボーズが、また少し大きくなったように、離れて行ったように見えた。



   

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2 コメント

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Unknown (たどん)
2005-04-21 12:39:45
うれしいような、寂しいような・・・

そんな気持ちかな?

子供は親が思うより、大人の部分があるのかもね!

あったかい心を持ってるね。

たっくん。

鍵っ子を楽しめるだなんて、やっぱり子供はアーティストなんだよね!
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Unknown (へン(?)なおばちゃん)
2005-04-21 13:37:43
 初めてのことには、すごい抵抗を示す子なだけに、嬉しかった。

そして、私の持ってる荷物…紐の束が少し減ったように感じた。



 新鮮だったんだろうね、彼にとっては。

私が見えないと、「おか~ちゃ~ん!」って大声で探す子なのにね。

誰も居ない家の中で「ただいま」って、言ったんだって。



 子どもの頃を思い出したよ。



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