女であれば、大抵の人が毎月訪れるであろうこの生理。
はっきり言って、私はこの日が嫌い。
そう言えば、我が子がまだ2歳になるかならない頃だった。
私が行く所、彼はどこへでもついて来ていた。
勿論トイレにも・・・。
生理であろうとなかろうと、彼はお構いなし。
ある時、私は彼に気付かれないようにと、トイレに行ったのだが、例によって「あ~ちゃ~ん」と、私を探す彼の声。
1階に落ちては困るので、「はいはい、ここ~」と返事をすると嬉しそうにやって来た。
そして彼は、興味深いモノを発見したのだった。
そう、生理用ナプキン・・・。
何にでも興味を示すこの時期。
案の定、「これ何?」
「こっ、これ?おかあちゃんの大事・・・
」
あっちに行ってと言っても行ってはくれず、彼はその“大事”がどのように使われるのかを興味を持って見ていたのである。
使い方のわかった彼は、その後トイレに行く私を追いかけ、さっとナプキンを取って
「はい、生理!」
と言って、渡してくれるようになったのである。
そういうことが幾度となく繰り返されるうちに、彼は、女には大抵毎月「生理」と言う出血があり、それは赤ちゃんができる為の大事なことなのだ・・・ということを知ったようだ。



はっきり言って、私はこの日が嫌い。

そう言えば、我が子がまだ2歳になるかならない頃だった。
私が行く所、彼はどこへでもついて来ていた。
勿論トイレにも・・・。

生理であろうとなかろうと、彼はお構いなし。
ある時、私は彼に気付かれないようにと、トイレに行ったのだが、例によって「あ~ちゃ~ん」と、私を探す彼の声。
1階に落ちては困るので、「はいはい、ここ~」と返事をすると嬉しそうにやって来た。
そして彼は、興味深いモノを発見したのだった。
そう、生理用ナプキン・・・。

何にでも興味を示すこの時期。
案の定、「これ何?」
「こっ、これ?おかあちゃんの大事・・・

あっちに行ってと言っても行ってはくれず、彼はその“大事”がどのように使われるのかを興味を持って見ていたのである。

使い方のわかった彼は、その後トイレに行く私を追いかけ、さっとナプキンを取って
「はい、生理!」
と言って、渡してくれるようになったのである。

そういうことが幾度となく繰り返されるうちに、彼は、女には大抵毎月「生理」と言う出血があり、それは赤ちゃんができる為の大事なことなのだ・・・ということを知ったようだ。



