風にまかせてふわふわり。。。

生きていると色んなことがある。

記憶の変化と連絡

2018年05月21日 11時00分00秒 | カウンセリング
ちょっとした告白話。
ネガティブな内容を含んでいます。


































昨日の心匠セラピスト講座は「トラウマ・キュア」

過去のイヤな経験は、どうやっても記憶から消えることはないのだが、その経験に対する“とらえ方”を変えることで、楽に過ごせる様になり得るという。

上野大照先生の誘導で、過去の「ある場面」を思い出してのワークが始まった。


私は床に倒れて、けいれんを起こしている。
足の方には息子、頭の方には夫がいる。
外は雨が降っている…。

私の携帯電話が鳴った。
「オマエの電話や、出るんか?」という夫の声が聞こえるが、出られる状態ではない。
夫が出た。

「不動産屋から電話や、どういうことや?」と夫が不機嫌に言う。


先生の誘導…
誰がいる? 戸外? 室内? 匂いは? 音は?
明るさは? 肌の感じは? 内臓の感じは?

暫くして…
そこの自分の視点から離れて、自分とそこにいる人を含む全部を違う場所から眺めて…
どんな風に見える? 何が見える? 。。。


同居していた義父が、自殺未遂を起こしたのは今から16年前。
第一発見者だった私は、PTSDを発症。
入院中の義父の世話をしながら、日毎に希死念慮に苛まれる自分を感じていた。
限界を感じ、精神科を受診。
医師から「即入院か、住まいを変えること」を勧められる。

夫に話したところ、「そんなことができるわけがない、我慢しろ」と言われた。
当時小2の息子の為にも、私は元気で生きていなければならない…と自分を奮い立たせ、家を出る決心をした。


友人に事情を話し、転居先を探して欲しいとお願いした。
電話は、転居を決めた不動産屋からだった。。。



視点を変えて見えたのは、動揺している夫の姿。
夫も自身の親が自殺未遂を起こしたことで、混乱していた。
そして私のPTSDでの発作。

当時の夫を許すことはできないが、夫もどうしていいのか分からなかった…というのは分かった。



これが原因だったのではないが、現在、別居中の夫に対して、どう関わればいいのか分からないまま、この2年半を過ごしている。
「何か」があった時には、息子の父親であるから、面倒を見ることになるのだろうな…という覚悟はできている。
が、それを伝えるべきか否か…
伝えようとは思っているけど、その術が分からなかった。

家に帰って、フッと伝えよう…という思いが湧いてきた。
話はしたくないので、メールを送った。
返事は来ないがそれでいい。
夫に対しての「何か」が完結した。




昨日の講座とワークのお陰。
そして、その前日に受けたにじたまセラピーも背中を押してくれた。

上野先生と、講座を共にして下さった受講生、にじたまセラピーの凛さんに感謝致します。
















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