公益社団法人 玉川法人会

公益社団法人 玉川法人会の活動の様子をお届けします。

第33回法人会税制改正要望全国大会(長崎大会)

2016年11月01日 | 税制委員会
10月20日(木)に開催された、第33回法人会税制改正要望全国大会(長崎大会)。
その報告が大島税制委員長より届きましたので、ご紹介いたします。


今年の大会は、世界遺産「軍艦島」や、「グラバー園・大浦天主堂」などの観光地を抱え、また原爆被爆地でもある長崎県で、開催されました。
会場は、長崎空港からシャトルバスで60分、長崎市内の「長崎ブリックホール」です。 全国から約2000人が参加しました。

第1部は記念講演
「地方が生き残るために~長崎その歴史、その魅力、その未来~」をテーマに、長崎総合科学大学教授のブライアン・バークガフニ氏による講演。カナダ出身の教授は、日本の伝統文化に関する研究や、長崎の旧外国人居留地に関する研究を専門にしています。
「おしゃれ」について…西洋では「オシャレ」=着飾る、日本では「お洒落」=洒(そ)ぎ落とす、の相違があり、日本人の感性がよく表れた言葉である、との考察が大変興味深い話でした。(詳しくは、ホームページ「ブライアン・バークガフニ☜検索」をご参照ください)


第2部は税制改正提言の報告と大会宣言採択
迫田英典国税庁長官を迎え、全法連柳田税制委員長から平成29年度税制改正提言の概要説明があり、その後大会宣言の採択を行いました。
税制改正提言のポイントは、①税・財政改革のあり方②経済活性化と中小企業対策③地方のあり方④震災復興、その他です。(詳しくは、ホームページ「全法連税の提言活動☜検索」をご覧ください)

大会の趣旨からして、税制改正提言書の全文読み上げや質疑応答等に、もっと時間を割いてもよろしいのではないかと思いました。
全国から法人会の仲間が一カ所に集まり、侃侃諤諤の議論や和気藹々の交流を活発に行えれば、意義深い事業であると感じました。
来年は、10月5日に福井県福井市での開催が決定しています。


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