なかなか風邪が抜けない・・・
クシャミから始まり、咳になって、鼻水がひどくなって、鼻をかみ過ぎて鼻の皮がむけて、あ~あと思ったら治った・・・と思ったら・・・
今度はお腹がゴロゴロしてきて、なんとなく気持が悪くて、そしたら悪寒がしてきて、一日横になって、時々お茶と梅干をいただいて、そしてまた横になったら治ってきたような。
と今、この流れにおります。今年は風邪をひいちゃってます・・・
スーパーに入るともう匂ってました・・・
「なんだなんだ~この匂いは~♪」
あっ、石やきいもだ。
どこっかな、どこっかな~と食品売り場を探すこと五分、ありました。
野菜売り場のトマトのとなり。ボックス型の石やきいもコーナー。
焼きあがった大きなサツマイモが紙袋に入って、棚に陳列されております。
風邪気味のお腹、このお腹が「やきいもなら大丈夫だ」と申しております。
一本200円。うん、いいでしょう、買いです。
昔おじいちゃんと住んでいた頃、冬の夕方、よく庭でサツマイモを焼きました。
リンゴもアルミホイルに包んで、やきいもと焼きリンゴ、かじりついたものです。
しかし子どもにとってはやきいもも焼きリンゴも、嬉しいおやつじゃありませんでした・・・
クッキーやチョコレート、ケーキなどの洋菓子が食べたかった。
最近は、庭で焼いたおいもが思い起こされます。
オーブンで250度三十分、出来上がり~と頬張ると「ん?」
落ち葉で焼いた、あのやきいもとはどこかちがうのです。なにがちがうのか・・・
落ち葉を焼いたときのあの焦げ臭さ、あの香りがないわけです。まっつぁらな芋だけの香りと味、コクがない…
しかし今の時代、確か東京では、庭で物を燃やすことは限られてます。ですから庭で焼きいもなんて、贅沢なのですね。
スイートポテトもいいけれど、風邪を引いて病み上がりのお腹は、幼い頃に縁側で食べた、あの焦げ臭い不恰好なやきいもを「あぁあ食べたいな~」と希うのです。
さて後は睡眠すいみん・・・風邪には睡眠が一番でしたね。