ラッキーノッツ

さまざまな出会いを大切にして・*:..。o○☆*゚

釜臥山からの清水

2021年10月03日 | 青森

青森の大湊、ようやく朝晩は涼しくなりました。
しかし昼の日差しは強くて汗(;'∀')
洗濯物がよ~く乾きました。

冬のこの地域を知らないだけに、
気候はなんら東京都は変わんない、
という感想しか今はないんですけど、
この時期の空気はうまい、水もうまいで、
とっても過ごしやすいです。

買い物は生協が充実していて、
正直、食品は東京都はあまり変わらない。
安いどころか物価は高いように思う。

風のいたずらで大快晴だったり曇りだったり。
↓下北半島の主峰「釜臥山」かまふせやま。



知らない山がたくさんあるね、この国は。
標高879mとそんなに高くないけれど、
そのすそ野が芦崎湾にせり出している
という地形もあって、

釜臥山がしっかり蓄えた雨水が地下水となり川となって
海沿いの道にあちこち湧き出ています。8か所ある。
今日は湧き水の手前の川の写真を。

娘と孫のお手伝いさん&バアヤの身分なので、
散策する時間はないけれど、買い物途中で
せっせと集めた写真で今回はブログを構成してみました('◇')ゞ

この分だと釜臥山には登れそうもないけれど、
国道338からちょっと坂をあがって大近川取水所(おおちかがわしゅすいしょ)
までのぼってみます。こそこそ散策の旅~



この林道をあがると東京にもよくある住宅街の光景が。



住宅街の中に、この重要文化財の石積み水路が。





明治時代から石が崩れないという積み方がすごい。
大きな石の隙間に小さい石をパズルのように
はめ込み、丁寧な仕事。



そして大湊中学校の横を通り、



国道338の下を通って、



有機物とミネラル豊富な水は
さらに下の海へと向かう。



釜臥山から流れる地下水は川となって
公園内を通る宇田川というルートもあって、
こっちが本当はここのメインかな。。。



乙水槽(おつすいそう)
こういう漢字の読み方ってむずかしいね。

これは明治43年に竣工。ここの上流にある沈澄池(ちんちょうち)
から流れてきた水を、濾過池と艦船給水所の二方向に
分岐するところだったんですって。
この小屋は復元されたものらしいけど。



メルヘンな佇まい。中はなにもない。



濾過池



下から撮った小川
住民の方か市の方か、
そこらへんはわからないけど、
枯れ葉とかゴミの濾過に石積み。



これは調べたけど分からず。。。
何の装置なのか、雪の対策なのかな。



そして海との間にある道に
湧き水となって、飲み水として
これで豆腐を作ったり、街の人気者。
並んでないけど。

自然の地層で濾過されたきれいな水。
貯水方法によっては飲めないものもあるそう。

自治体が管理している水じゃないから、
自己責任ですって。
いったん沸かしてから飲みましょっと。



釜臥山。今はスキー場になっているけど、
この一つの山に古から生かされる動植物や街の人々の生活。
海に流れてそこにも豊富な魚介類が育って。

山の命に永遠ってあるのかしら。
日本の山々、台風や大雨にも負けず崩れず
いつまでも元気にあってほしいです。

まずは今あることに感謝、
そして平穏な今日一日に、感謝(*ᵕ̤ᴗᵕ̤)

ご訪問くださり、ありがとうございました.:*・。



最新の画像もっと見る