大菩薩嶺の帰りに時間があったので、前から気になっていた甲州の古刹を訪ね
ました。このあたりには古い建物がたくさん多くあり、武田家所縁のものも多い。
大菩薩嶺の麓にある雲峰寺、一度火災で焼失しDC1550年以降に再建。重要文化財。
境内にある桜の巨木、エドヒガン樹齢700年、幹周りは5.0m、県指定天然記念物。
”峰のサクラ”と呼ばれ親しまれている。奥に庫裏が見えるこちらも重要文化財。
国宝建築”清白寺仏殿。建立はDC1415年。この時代の建物は”方三間裳階付仏殿”
として特徴的、東福寺の地蔵堂、円覚寺舎利殿とよく似ている。夢窓疎石の創立。
入口の木戸のデザインが洒落ている。見事な組子である。(山梨市)
庫裏も相当古く、重要文化財。清白寺は桃やぶどう畑に囲まれ、ひっそりと佇む。
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