桜のとき
やうやくに桜のときとなりにけり 奮太 ようやくに さくらのときと なりにけり ...
東日本大震災1周年追悼
追悼の日とあらためて感じ入る読売一面編集手帳 丹人 ついとうの ひとあらためて かんじ...
祈りは尽きず
死者 行方不明者 一万九千の御霊に祈り尽きぬ年の瀬 丹人 ししゃゆくえふめいしゃいちま...
卯の年
かの山に兎を追ひし少年は夢追ふ人となりにけるかな 丹人 かのやまに うさぎをおいし し...
春を纏ふ
梅観むと来たる車の渋滞にはまりて眺む偕楽園かな 丹人 うめみむと きたるくるまの じゅ...
寅の年
皮のこす虎なにのこすとらの年 奮太 かわのこす とら なにのこす とらのとし <<<新...
卯の年
かの山に兎を追ひし少年は夢追ふ人となりにけるかな 丹人 かのやまに うさぎをおいし し...
C62
SLときかばD51口つけどこのC62に及くものぞなき 丹人 えすえると きかばでごいち ...
漆掻
奥久慈の山間の里の道の辺に縞の模様の漆並立つ 丹人 おくくじの やままのさとの みちのべ...
会館
講堂を一日借りるに諭吉三枚英世二枚の市町村会館 丹人 こうどうを ひとひかりるに ゆき...