ツンツンと黄金の麦の穂の上に泰然として桐の花咲く　丹人 画像に魔臼乗せれば・・・ < ...

手を振れる木春菊に招かれて車を停む東光寺かな　丹人 関東地蔵五十六番札所にて関東薬...

やはらかきセピアの色の翅広げメイガ庵の柱に一羽　丹人 次の画に 魔臼乗せて 五度栗駆す...

入梅の空ゆ落つ雨に手を合はせ洗ひ流さん心の灰汁を　丹人 拓本を栗駆すれば・・・ << ...

この庭のカンナの株に次々と有平棒となりて伸びる葉　丹人 次の画に 魔臼乗せれば句の出...

日の出づる世に比ぶ無き御方より届けば受けんこの白羽の矢　丹人 六月四日の深夜に来客あ...

菊水は名酒　キクスイカミキリは害虫　我は何哉？ときく　丹人 次の画を 五度栗駆すれば...

重薬の苞六段に重なりて残る二段の白き爪見ゆ　丹人 次の画を 栗駆すごとに句の出でて・...

ガガンボの両手両足伸ばしゐて現在菊葉丈測定中　丹人 あしひきの山鳥の尾のしだり尾の...

くれなひの血のにじむごとドクダミの蕾におもふ銭の花かな　丹人 次の画に魔臼乗せれば句...