春暁<一>
春眠不覚暁 春眠暁を覚へず 翠崚書 孟浩然の詩に春暁あり 五言絶句なれば一句を半紙一...
春暁<二>
處々聞啼鳥 処々啼鳥を聞く 翠崚書 孟浩然の詩に春暁あり 五言絶句なれば一句を半紙一...
春暁<三>
夜来風雨聲 夜来風雨の声 翠崚書 孟浩然の詩に春暁あり 五言絶句なれば一句を半紙一枚...
桜の下に
蕾なる桜の下に並びゐる子等にいただく心なりけり 丹人 つぼみなる さくらのしたに な...
しだれ桜
ポッと開き ぽっとひらき パッと微笑みピッとして ぱっとほほへみ ぴっとし...
春暁<四>
花落知多少 花落つること知んぬ多少ぞ 翠崚書 孟浩然の詩に春暁あり 五言絶句なれば一...
春暁<五>
春眠不覚暁 処々聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少 孟浩然詩 春暁 翠崚書 春鳥の鳴...
花咲く舟
事務職となりて赴くこのビルの朝日の庭に匂ふ花かな 丹人 じむしょくと なりておもむく...
長興寺<一>
揺れ動くわれが心を鎮めんと石仏様に会ひにゆくかな 丹人 ゆれうごく われがこころを ...
長興寺<二>
頬を寄せ真四角顔をまろくして笑む石仏に心解けゆく 丹人 ほほをよせ ましかくがおを ...