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書道 直庵(筆耕所)

十六夜

磯の波平らかにして眠れるをさやに照らせる十六夜の月 丹人

いそのなみ たいらかにして ねむれるを さやにてらせる いざよいのつき









月すみてなぎたる海のおもてかな雲の波さへ立ちもかからで 西行

つきすみて なぎたるうみの おもてかな くものなみさへ たちもかからで








*画像上:十六夜の月 2009.10. 4 18:30 平磯海岸にて
*画像下:あかひと書 2009.10. 8 22:00 紙:広告紙の裏 筆:万年筆






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コメント一覧

あかひと
かへし
幽黙氏

ちりめんのさざなみ立ちて十六夜の海に漕ぎ出す我が心かな 丹人

もの知らぬ予なれば
はじめ
「縮緬の漣」を
読むことできぬも
いとあはれなり

ちりめんのさざなみ・・・と知りしときに
眼前にそのさまのありありと
浮かびゆくは
いとをかし

頓首
幽黙
http://blog.goo.ne.jp/kue-biko/
十六夜の月光(つきかげ)降りて縮緬の漣となる海の静けさ

風景も字も優しく柔らかく…
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