カバーは三国の〔魚志楼〕だろうか。
三国、松江、盛岡、江刺、大阪、大分の居酒屋、バーを呑み歩く。15年ほど前の記録だ。
p22 ミズベコ=ゲンゲ
最後の「古い酒場で聴いたジャズ テネシー・ワルツ……大分『こつこつ庵』」の章が白眉。
pp270-71 テネシーワルツ
パティ・ペイジの唄がかかる。
紹介には、I was waltzing with my darlin' とある。
記憶と違う。気になった。確かめた。
パティ・ペイジは I was dancing with my darlin' と唄っている。その先でもwaltzing は dancing と。
Introduced her は I introduced her と。
Petula Clark は掲載の歌詞どおりに唄っている。
Music Unlimited で無作為に再生してみた。たいていdancing と唄っていた。
「文芸ポスト」1998年春号から99年秋号まで連載。
解説:川本三郎
扉イラスト:唐仁原教久
カバーデザイン:太田和彦
カバーイラスト:唐仁原教久
2015-02-28読了★★★☆
2015-01-30購入
居酒屋かもめ唄 [ 太田和彦 ] |