現金がない。仕方なく「もういかない」と決めたはずの〔清龍〕へ。幾たび決意したか数知れない店だ。ただ、ここはカードがつかえる。
▼燗升190円
なんだかやけにすくない。升からあふれるにはほどとおい。たんなるコップ酒だ。
よくない兆し。
▼ネギ間串塩280円
▼皿うどん480円
量は充分だが、麺がすべて沈んでしまっている。固いところがない。麺がつゆ浸しで、まるごと柔らかくなってしまっている。
酎ハイ1杯230円。お通し150円。
催促した酎ハイの分まで伝票につけてあった。
そんなことだろうと想定したとおりだった。
文句をつける気力もなく、「もういかない」と弱弱しく決意だけは固めたのである。
スタッフが端末からオーダーする仕組みに問題があるようだ。
しかもおよそホールに注意を払っていない。空いているのが余計いけないようだ。仲間内の会話が優先している。太い柱の位置にも問題がある。死角の多いつくりだ。厨房のほうからホール全体が見渡せない。
いかないつもりの店のことを書いてもしょうがない。やめた。
ただ、似たようなことは自分も起こしそうだし、気をつけたい。
それにしてもキャッシュレスの呑み屋が少ない。