寮管理人の呟き

大宅壮一が遺した名言と現在の惨状

旧制三高出身の大宅壮一は毒の効いた造語の名手だった。傑作から一つ選ぶとすれば一億総白痴化になるだろう。この名言を知ったのは小学生の頃だが、私は当時からテレビをあまり見ない子であった。

洗脳装置としてのテレビへの警戒心は今でも変わっていない。今朝ニュースでシャクレ顔の芸人の会見を全放送局が流していたが、晩も同じことをしている。他に報道すべき事柄はたくさんあるはずなのに。某テレビ局前でのデモ、田母神俊雄氏による公開質問状についてはネットでは大いに話題になっているのに対して既存大手メディアはダンマリをきめ込んでいる。

何故か。一般人には知られたくない、恥部だからである(笑)。ゆえに目を逸らせるようにどうでもいいようなニュースを繰り返して見せるのだ。愚者は問題の核心を見抜けずに「かわいそうに」と同情する。これこそ連中の思うツボだ。

芸能の民と裏稼業との深い関係は江戸時代以前から既に始まっているのは歴史を研究する者にとっては常識である。持ちつ持たれつの関係(利権の共有)はメディアと闇社会との間にも存在する。

異を唱えた若手芸人を叩きまくるシャクレに苦言を呈したのは北野たけしさんくらいだった。バックの大きさを臭わせた上で己になびかない弱者をいたぶる異常性(旧制中学や軍隊における歪な上下関係とまったく同じ)を彼は勇気をもって指摘した。やはり番組は十分に吟味して見た方がいい。別にテレビが無くたって生きられるのだから。

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