JRの仙洞第1踏切に着くと遮断機が下りていた。貨物列車通過待ちのおばさんはとても気だるそうだ。今にも押し潰されそうな原付が可哀想で笑いを抑えるのに苦労した。 おばさんの背後に立つ旅人は明らかにバテていた。季節は秋なのに強い日差しは夏そのものである。一刻も早く乾いた喉を冷たい飲み物で潤したかった。