山口県美祢市秋芳町のホテルで発生した一酸化炭素中毒。ボイラー排気用煙突の亀裂から一酸化炭素が漏れて壁の隙間から泊り客の室内へ充満した可能性が考えられるそうだが、亡くなった方はまことにお気の毒だ。 無味無臭の一酸化炭素に対して人間は成す術がない。楽しい修学旅行になるはずが悪夢となってしまった児童たちの心の傷は深い。突然訪れた理不尽な死と換気の重要性について思いを巡らせて熱いお茶を飲み干した。