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中国の大気汚染は国内だけではなく国外である日本も巻き込んだ騒ぎに発展しています。日本のマスコミもこの事について大きく取り上げ、PM2.5の危険性についても報道しています。
それだけPM2.5について大きく取り上げているにもかかわらず、日本で日常的に高濃度のPM2.5発生現場についてはまったくといっていいほど報じていません。
その高濃度のPM2.5発生現場とは居酒屋などの喫煙が可能な屋内空間のことです。
■図・表だけでもわかる喫煙空間の恐怖
以前にも挙げましたが日本禁煙学会のページをご覧ください。
日本では国内の受動喫煙が最大のPM2.5問題です(日本禁煙学会)
文字がたくさんあって内容が理解できない人は図・グラフだけでも見てください。
PM2.5については最大6級までの等級で示されるのですが、北京市では200~300μg/m3を計測し「深刻な汚染」である6級と極めて悪いです。
しかし喫煙可能な居酒屋などはそれよりももっと深刻です。「日本の様々な飲食サービス業店内(車内)のPM2.5濃度」を見てください。
基準値を超えていないのは完全禁煙のコーヒー店だけで、完全分煙のファーストフード店の禁煙席が基準値を若干超えています。それ以外の喫煙可能な場所は中国の北京市のPM2.5の濃度をゆうに超えています。
■超高濃度のPM2.5が漂う「動くガス室」に乗らないよう注意
喫煙タクシーのPM2.5濃度は基準値を50倍を超えており、非常に深刻です。幸いタクシーは9割以上が禁煙になりましたが、法的な違反ではないため禁煙にしていないタクシーも存在します。
だから運が非常に悪ければ高濃度のPM2.5が漂うタクシーに当たってしまうことになります。
確率は非常に低いわけですが、一応はタクシーに禁煙マークが貼ってあるか確認しましょう。その確認があるかないかでまさかのハズレを引いてしまう事は回避できます。
ただ、禁煙のタクシーでも乗務員が外でタバコを吸っており車内がタバコ臭いこともあるかもしれませんので100%安心はできませんが。
■居酒屋、喫茶店なども超高濃度のPM2.5が漂うガス室
タクシーに関してはほとんどのタクシーが禁煙になったので被害は完全ではないにしろなくなりました。しかしタクシーほどではないにしろ、500~700μg/m3といったこれも超高濃度のPM2.5が漂う居酒屋、喫茶店などは多くが完全禁煙になっていません。
普段完全禁煙店しか利用しない人にとってはほぼ関係ない話ですが、場合によっては利用せざるを得ない非喫煙者、そしてそこで働く従業員にとっては深刻な話です。客の場合なら毎日利用しないのですが、従業員はほぼ毎日その場にいないといけないので毎日500μg/m3の高濃度のPM2.5を(強制的に)吸い続けなければいけません。
■足元の身内の問題を報じないマスコミ
それ故に、受動喫煙者は何らかの病気を発病するリスクが高まります。何らかの禁煙法を施行すれば病気のリスクは減少する事は明らかであり、上の日本禁煙学会のページにも書かれています。
国外で発生している大きな問題を挙げるのは結構ですが、国内で発生しているそれ以上の問題に関してマスコミは報じません。
タバコの中にPM2.5が含まれており、危険性があるのは前からわかっていました。報じる気があれば絶対に報じるほど危険なものですが、マスコミは「大人の事情」により報じてきませんでした。
日本もほかの国と同じくJTのCMやタバコの広告の禁止、JTスポンサーシップ活動、CSR活動を禁止にすればマスコミも正しい情報を報じるでしょう。
これは日本が受諾している国際条約FCTCにも記載されている事です。
☆京都府受動喫煙防止条例の署名をよろしくお願いします!
クリーンエア京都署名
★タバコ値上げ賛成署名お願いします!
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日本医師会「国民の健康のため たばこ税の増税に賛成します」
でわでわm(_ _)m。
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